魔王城の戦い
書きました‼︎
こんなショウみたいな子供の女の子が魔王っていうのか・・・だが、こういう幼女系の魔王っていうのは異世界では以外とありがちだ。ロリ系魔王ってことか・・・しかし、俺の趣味ではないな。俺は普通の人間の女の子にしか興味がないからな。
「俺と同じくらいの子供じゃないっすか!?」
ショウは魔王の方を向いて驚きながら言った。
「おい、無礼だぞ!」
闇の戦士はショウに対して怒鳴った。
「まぁ、よい、これが当然の反応じゃ」
なんと!この魔王!のじゃロリ系とは!なんで人間ではないんだ!俺は心の中で叫んでいた
「なんで兄貴は悔しそうな顔をしているんすか・・・」
ショウは俺の顔を見て呆れていた。
「さて、人間の二人よ、何故この魔王城に来たんじゃ?」
魔王が可愛い顔でこちらを睨んでくた。
「・・・俺達は勇者を探しに来ました!」
俺は小さい魔王に正直に言った。
「なるほど・・・勇者か・・・この魔王城にいないぞよ」
やはりそうなのか・・・ん?待てよ・・・?いない?
「いないってことは死んでないってことなのか!?」
「そうかも知れんな」
俺の質問対して魔王真っ直ぐ俺にそう言ってきた、初めて希望が見えた話しになってきた。
「魔王様!前にも言いましたが、私が勇者を倒したと言ったではありませんか!」
闇の戦士は少し歯向かう様に魔王に言った。
「ワシはその勇者が、倒された光景をみておらんからの・・・」
魔王は目をつぶってそう言う、なんなんだ、このギスギスした雰囲気は。少し沈黙する二人。すると魔王が俺たちの方に目を向いてゆっくりと口を開いた。
「人間よ。今この魔界は少し厄介な問題を抱えおるのじゃ」
魔王は神妙な顔をで俺たちに言った。
「新生魔王軍対旧魔王軍の戦い・・・」
俺はついその言葉に口にして言った。
「あぁ、そのことじゃ。本当なら今すぐにでも帰ってもらうのじゃが。今夜もう遅い、身体を休めて帰るといい。闇の戦士よ、この二人を客室に案内するのじゃ!」
魔王が、闇の戦士に命令すると。
「ハッ!魔王様!」」
闇の戦士は声を大きくしてそう言った。この魔界って夜の概念が存在しているのか・・・後、魔王って名のわりには優しい対応で俺は少し驚いていた。
「ね?気に入る魔王でしょ?」
俺達に向けてアディが笑顔でそう言ってきた。気に入るとどうかは別だが悪い奴では無さそうだ。
俺達は二人は、闇の戦士に客室まで案内された。
「では、人間よ。ゆっくりと休息を取るといい」
「あっあぁ。」
魔王城で寝るってなんか妙な気持ちだな。だが俺は闇の戦士と戦った疲れがあり、ぐっすりと眠っていった。
そして翌日
「ふぁああ~・・・って相変わらず天気は暗いなぁ・・・」
俺は起きて、窓から外を見るが暗い雰囲気は変わらなかった。
「兄貴も起きたっすか?」
ショウもどうやら起きたらしい。
「結局、勇者の手かがりは無しっすよ!こんな所まで来たのにっすよ!」
ショウは怒りながら大声をあげて俺に言ってくる。
「いいや、そんなことは無かったと思うぞ。あの魔王の様子は明らかにおかしかった。」
魔王は、勇者はいない。その勇者が倒された光景を見ていない・・・
「何か引っかかる言い方だったよな・・・あれは何かを知っているかも知れない様子だった。」
「えー、でも帰れって言われたじゃないっすかー?」
うぅむ・・・確かにこの状況は完全に帰る流れだ。
ドンッ
俺達の部屋が開く。
「あら、起きていたのね。迎えにきたわ」
ドアを開いたのはアディだった。
「そうか、闇の戦士と魔王は?」
俺は少し気になっていたのでアディに聞いてみた。
「あの二人はルビデ達のアジトが大体検討を着いたから、調べに行く準備をしているらしいわ。」
そうなのか。まぁ俺達には関係ない話しだ。
「とりあえず魔界の出口がわからないと思うから、私がそこまで送っていくわ。」
そういってアディは俺の手を握ろうとしてきた。
「いやっ!手を握らなくてもいいから!」
俺は全力で拒否した。
「あら、残念ね」
残念そうな顔をするアディ。俺達はアディに着いて行き。魔王城の出口まで来た。
「せっかく、闇の戦士に背負い投げを決めてこの魔王城に入ったのにな・・・」
俺がそんなことをつぶやいていたら。
カァー!!カァー!!
出口の門の外いたカラス達が一斉に鳴き始めた!
「なっなんだ!?」
俺とショウは慌てていると。
「・・・これはどうやら、あいつらが来たみたいね」
アディがそう言って表情を変える、あいつらってまさか。
空中から沢山の羽が羽ばたく音が聞こえてくる。俺は空を見上げた。
「旧魔王軍か!?」
そこにはルビデが大群の悪魔達を連れて、こっちに向かってきた。
「ハハハハハッ!ようやく新しい魔王を殺せるチャンスが来たぜ・・・!野郎共!魔王をあぶりだしてこい!」
悪魔の大群は、一斉に魔王城に攻め込んできた。
「これかなりやばいっすよ!」
ショウはかなり焦っていた、俺も焦っている。やばいこっちにも悪魔達が来る!
「やるしかないのか!ショウは中で闇の戦士か魔王にこのことを伝えてくれ!」
「了解っす!」
ショウは魔王城に行った。
悪魔は10体くらいいる・・・やれるかこの数を一人で・・・
「大丈夫よ、タケローちゃん。」
アディが悪魔達の前に出た。
「アディ!確か勇者にやられて力が弱まったんじゃ」
「そうね・・・だけど最近ちょっと調子が戻ってきたみたいなの。あっ息を止めておいてね」
アディはそう言った瞬間に悪魔の鋭い爪で左腕が切られたて落ちた。
「おい!アディ!大丈夫なのか」
「だから息を止めておいてって言ったじゃない・・・」
プシューっとアディの落ちた左腕から青い煙の様の物が舞った。
バタバタバタっと悪魔達は崩れように倒れて眠っていた。そしてアディは落ちていた左腕を広い自分の身体にくっつけた。
「これでも私は昔、魔王四天王の一人よ、ただの不死身女じゃないわ」
「あぁ。凄い一瞬にして悪魔達が眠った!」
俺はアディの力に驚いた!こんな相手を状態異常にする力を持っていたのか!
「でも悪魔はこれだけじゃないわ!まだまだ大群はいるわ!手分けして倒すわよ!」
「あぁわかったぜ!」
俺はアディと一緒に旧魔王軍を倒すことに協力した。
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