力の差
前書きいりますかね?自分の小説を見直し、誤字脱字を治してました。
この侍の男・・・トウゴといったか、かなり強い。
ラバルとトウゴは戦っていたが、ラバルが押されていた。
「フン、小僧よ筋は良いがまだまだ経験が足りないな。」
「何を!」
キンッ響き渡る剣と刀。
「さて、小僧に経験の差を教えてやるとしようかの・・・」
トウゴは目を閉じ刀を鞘に収め構えた。
「なんのマネだ!サンダーブレード」
ラバルは剣に雷を流した。
「間合いに入った。閃光斬」
トウゴが抜いた刀は一瞬にして光り輝き。
ザシュ
「な!」
ラバルの腹は切られていた。
「これが経験だ、小僧?」
「くっ・・・」
くそっ今のは致命傷だ、このままではこの俺が負けてしまう。タケローと親父に合わせる顔がない・・・
「もう少し楽しめると思ったのだがな・・・」
そう言ってトウゴはラバルにトドメを刺そうしていた。
「こんな所で死ねるかぁあ!」
俺は親父を超えるまで死ねない!親父の様に強く!
バチバチバチ
ラバルの身体の中の雷の力が溢れ出す。
「装雷!!」
「ほう、この小僧にもこの技を使えたのか」
バリバリバリ
雷が全身を纏っている。今ならこいつをやれる!
「はぁああ!」
ダンッ!
もの凄い勢いでトウゴ近づいた。
ガンッ!剣と刀が重なり重い音が鳴る。
「その力、もう少し楽しめるかもな」
「はぁあああ!」
ラバルの雷がドンドン大きくなっていく。
「これは、ワシも少し本気ださんといかないかもな・・・」
トウゴは二本の刀抜いた。
「さぁ小僧よ貴様の全力でぶつけてみよ」
「はぁああああああああ!」
ガンッ!!!
ラバルの剣が押すが、トウゴが二本の刀で耐えようとするが。
「ちっワシとしたことが、押し負けてしまう・・・」
「このままいけぇええ!」
シュン・・・
その時ラバルの雷の力が一瞬にして無くなった。
「な・・・んだ・・・急に力が・・・」
ラバルはその場で倒れてしまった。
「なるほど・・・あの技は強いがそれ故にリスクを伴うのか・・・惜しかったな小僧よ」
倒れているラバルにトドメを刺そうとするが。
「フレアランサー!!」
トウゴに炎の槍が襲う。
「ちっ仲間が来たか。王が解放されているのか?この場は去るか」
トウゴが走って逃げていった。
「待ちなさい!」
マグが追いかけようとするが。
「追いかけるのは後だ。」
ボルクがそう言った。
「この馬鹿息子を担ぐのを手伝ってくれ、」
「仕方ないわね」
ラバルは意識を失っていた。
「この野郎、馬鹿な事をしやがるぜ」
「まっいいじゃないの、生きてるんだし」
マグがボルク対して、言った。
「とにかく、お父様とラバルさんを安全なところに!」
リースがボルクに声をかける。
「あぁわかってるさ」
ボルクとマグとリースは、先を急いだ。
大広間でカガミとタケローが戦っている。二人の戦いで大広間はボロボロに なっていた。
「くそ、空中に浮くなんて卑怯だぞ!」
「何を言ってるんだ、絶対に勝つんだろ?」
ちっコケにしやがって、だがあのまま宙に浮かれたままじゃ俺の攻撃は当たらないし、あっちは魔法で攻撃をする一方だ。
「アイスブロック!」
タケローの上に氷の塊が落ちてくる!
「やべ!」
避けるタケロー。
「さぁ、どこまで避けれるかなー?サンダーブラスト!」
次は雷が襲ってくる。
「くっそ!」
避け続ける、タケロー。
「さっさと当たれよ!グランハンド!」
タケローの足下に大きな岩の手が出てきた。
「ぬわ!」
その手に捕まれてしまった。
「しまった!」
「・・・・ふふふ、ハハハハ!もうお終いだよ!信じる力?仲間?そんな物なくたって!いいんだよ!この僕は神なんだからさ!これで終わりだよ。バーンショット!」
大きな炎の弓の矢がタケローに向かって放たれる。
ドォオオオオオオオオン
バーンショットを当たってしまうタケロー。
「ぐは・・・」
身体中から血が出てボロボロになっていた。
「しぶとい奴だね・・・キミはむかつくから殺すまで終わらないよ。」
怒りの表情をしているカガミ。
「俺は、絶対勝つ!お前にだけは!」
「またそれなのか!勝ち目はないよ!キミにはね!フレアブレス!」
タケローに向かって炎のブレスが放たれる。
「くっそたれが!うぉおおおおお!」
タケローは向かってくる炎を避けずに放たれる方におもいっきりジャンプした。
「なんだと!」
ドンッ!
そのまま、カガミに激突した。
「くっちょっとやるようだね、だけど確信に変わったよ、キミの事を殺すことがね!」
「はぁはぁ・・・ようやく一撃入れれたぜ・・・」
カガミとタケローの戦いはタケローの方が圧倒的にボロボロだった。
「兄貴・・・」
心配そうに見守るショウ。
読んでいただきありがとうございます!これから先毎日はできないかもしれませんがお付き合いしてください。