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転生

書きました!今回は早めに!

「兄貴、こんなところにいたんすか!」


 ショウとリースとマグは牢獄に来ていた。


「おぉ、!お前ら!こんな所にきて大丈夫なのか?」


 俺は驚きを隠せなかった!こんな危険な所に来たことに


「今はロアロがカガミとトウゴを相手にしているはずよ」


 マグがそう言って説明をする。


「あの強い刀のオッサンも!?あいつら仲間だったのか!」


 俺が喋ってる中リース姫が、前に出てきた。


「お父様は!?お父様はどこなの?」


 リース姫は自分の父親を探し出す。


「待ってくれ、王様も牢獄にいるのか?気づかなかった・・・」


 俺達が連れられたときに王様も牢獄に入れられたのか・・・


「とりあえずここの牢屋か出ようぜ!ショウ!鍵は持ってきたのか?」

「いや、持ってきてないっす・・・こんな檻なら兄貴の馬鹿力でなんとかなるんじゃないっすか?」

「あっ・・・確かに」


 ググググググ!っと俺は鉄骨を曲げ俺達は外に出た。


「・・・王は奥の方にいるかもしれんな・・・俺が探す。ラバルとタケローはあの調子に乗っているガキのところに行け!」

「じゃあ私とリースで王様の所に行きましょう」

「じゃあ俺は兄貴に着いて行くっす!」


 俺達は二手に分かれた。


「てか、俺があっち行くべきだったぜ!あっちは女の子が二人もいるのによ-」

「いや、親父の判断は正しい。親父は自分自身がケガをしているので足手まといになると思ったんだろう。だから俺達にカガミって奴の相手を任せたんたんだ。そしてもしあっちに何かあればマグさんが相手をしてくれる。」


 あの人はそこまで考えていたのか、そしてそれを理解できるラバルは・・・


「やっぱり親子だな~」


 俺はニヤニヤして言った。


「変な顔をするな。」

「兄貴達目の前に!」


 ショウが目の前を指さした、そこにいたのは俺には見たことある奴だった。


「いやはや、ワシは走るのあまり得意じゃないのでな少し遅れたか・・・」

「お前はトウゴ!アンタ、あのカガミと仲間だったのか!?」


 俺達に目の前にはトウゴが立っていた。


「仲間・・・フッ、奴は仲間でも何でも無い・・・それよりワシの相手は二人がしてくれるのかな?」


 刀を手に当てるトウゴ。


「奴は俺が引きつける、その隙にタケローとショウは奴の所に行け。」


 ラバルがトウゴに気づかれないように言った。


「いいのか?」

「素手で戦うお前より、剣を持っている俺の方がこの相手をするのはいいだろう。お前は俺を信じて全速力で駆け抜けろ!」

「わかった!」


 ラバルがまず、トウゴに仕掛ける。


 キンッ!ラバルの剣とトウゴの刀が重なる。


「今だ!行けっ!」

「うぉおおおおおおおお!」


 俺は、その隙を横目にショウの腕引っ張り走り抜けた。


「そういうことか・・・」


 トウゴはタケローを走るのを阻止しなかった、というか阻止をする気がなかった。


「・・・止めなくてよかったのか?」

「ふっ敵の心配をするとはな、ワシは一体一の勝負が好きなだけだよ。」



 一方頃大広間にて、


「いやぁーロアロって言ったけ?全然強くないね?」


 ググっとカガミはロアロの顔を踏んでいた。


「うぅう」


 ロアロはボロボロになっていた。


 ダダダダダダダダダ


 階段を駆け上がる音が聞こえてくる。


「よし、来たぞ!カガミ!ショウは後ろで隠れていろ」

「はいっす」


 俺はカガミがロアロを踏んづけているのを見て。怒りが爆発してしまった。


「うぉおおおおおおお!」


 気がついたら、俺はカガミに向かって殴ろうとしていた。


「おっと!」


 それを軽い身のこなしで避けるカガミ。


「大丈夫かロアロ!」

「・・・」


 ロアロの反応がない。


「大丈夫だよ、意識を失ってるだけだから、その子は可愛いから僕のハーレム計画の一人なってもらおうかなって考えてたところなのに・・・」

「なんだと・・・」


 むかつく・・・ってまてよ?ハーレム計画だって?こいつ俺見たいのことを考えているのか?


「おっとキミみたいな馬鹿に力にこんな話しをしてもわからないか・・・」

「いや、わかるぞハーレム?女の子に囲まれることだろう?」

「・・・キミもやっぱり『神の使者』なんだね、クロマが言ってたことは本当なんだね」


 俺は頭を整理して、こいつの発言で俺は確信した。


「そんなことがあるなんてな・・・カガミお前も転生者なんだな?」

「そうだよ、『神の使者』はお前と僕なんだよ!」


 だからこいつハーレムとかいう言葉を知っていたのか・・・てか今それどころじゃない!


「お前こんなことをして何になるって言うんだ!」

「わからないのか?僕は神に選ばれた存在、強い奴が王になるのは当然のことじゃないか?弱い奴は僕に従わせる・・・別にハーレムじゃなくてもいいんだ、力がある奴に従うのいればそれでいい、・・・そういう世界だろ?異世界ってやつは!」


 違う・・・


「お前のやり方はあまりにも間違っている。お前がどんだけ強くても誰も付いてこないぞ!仲間なんてできないぞ!」

「仲間・・・そんなもの必要ないだろ?僕が一人いればそれでいい!」


 違う!


「わからないのか?お前がこの城を支配しても誰も心から付いてこない」

「笑わせるな心からだと?そんな物がいるのか?」


 こいつにはわからせないといけない・・・


「証明してやるよ!俺は絶対にお前を倒す、主人公として信じる力ってやつをな」


 俺は絶対にカガミを倒すと覚悟を決めた。


読んでいただきありがとうございます!

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