竜の女戦士
色んなキャラ出てきて。自分でも最近はメモしておるようにしております。
頑張って皆さんもついてきてください!
なんだ?なんだ?この巨大な赤い剣は?上から振ってきたような?上には羽や尻尾などが生えた女の戦士が空にいた。その姿まさしく竜の戦士だ。
「我の名は、ラド。竜の一族のリーダーだ。」
竜の一族だって?一体何が起こっているんだ?
「クロマが言っていたハプニングってのこのことだったのか・・・?」
トウゴが何か言ってる?上空にはラド以外にもたくさんのドラゴンがいた。
「聞け!人間の王よ!我々の仲間を殺したのはお前達人間なのか?」
王に話すようにラドは言う。
「竜の一族の仲間・・・、黒竜のことか?」
「あぁ、そうだ我々の仲間を殺した罪は重いぞ?」
「・・・あぁ、確かに黒竜を殺した・・・仕方の無いことであって」
ダンッ!と下に降りてきて突き刺さっさてい剣を握るラド。
「仕方の無いことだと?ふざけるな!」
ぐぉおおおおおおおおおおおおおお!
ラドが竜の雄叫びをする、人間じゃないのかこの女!
これってかなりやばい状況なのではないのか・・・ってあれ?トウゴとクロマさんがもういない・・・あの二人は逃げたのか?
「兄貴!こっちに来るっす!」
俺はショウの声をするほうに一旦避難する。ここが安全とは限らないが
「竜の一族の者よ!一体何が目的でこんなことをしている!?」
王がラドに向かってそう言った。
「ここはどうやら、強い人間達が力を競いあってると聞いてな。我々は決闘を申し込みに来た!」
決闘だと?何が行われるんだ?
「決闘に我々が勝てば、王の命を貰う。それが条件だ!飲めないなら、そこら中の人間を我が竜の一族達が食らいつくす!」
とんでもない条件だ!こんな時に限って!
「強い人間がここには集まっているのだろう?人間が本当に黒竜を倒したのか信じきれてないのでな」
「わかった、決闘を受けようそのかわり絶対に他の者には手出しはするな」
即答する王様、やっぱりちゃんと皆の事を考えている。
「話しがわかる王だ・・・。決闘は今から始める。先に二本勝った方が勝利とさせる!さぁ人間よ!!そちらの戦士を出してこい!逃げ出さないように外には我が仲間達が見張っている、逃げたらどうなるかわかっているな?貴様達人間に我が竜の一族の力を見せつけてやる!」
やばいやばい、急な展開すぎて俺はついて行けてない・・・
「兄貴、この会場の外にも出れないみたいっす・・・かなりやばいっす」
「あぁ、どうすんだこれ・・・」
正直俺が出たい状況だが、さっきのトウゴの戦いで体力が消耗しているし血だらけだ、主人公として情けない。
「さっさと出てこないか!人間の戦士よ!出てこないならその辺の人間を食べるぞ!」
めちゃくちゃ怒っているラド、それほどに黒竜のことを仲間だと思っていたのか。
「まぁまぁ、竜の戦士のラドちゃんよ?この俺様が最初の相手をしてやるよ。」
ボルクさん!ボルクさんが観客席からジャンプし。
ドォオン!と重い音を立てて、会場に来た。
「貴様が最初の相手か?」
「あぁ、本当は最初じゃなく最後がよかったけどよ?中々試合に出る奴がいなくてつい声を出しちまった・・・で?アンタが俺の相手をしてくれるのか?嬢ちゃん?」
「我はではない、こい!岩竜!」
地面が激しく揺らぐ、ゴゴゴゴゴゴ!!!
巨大な岩を纏っている、岩の竜が地面から出てきた。
「へーこいつがこの俺の相手か、ちょっと楽しめそうだ。」
ボルクさんはにやっと笑った。
「試合はどちらかが死んだら負けだ!人間達のような生ぬるい勝負では無い!」
俺はその言葉を聞いて唾を飲み込んだ。
読んでいただきありがとうございます。いきなりの展開すぎてついて行けないかも知れないけれどがんばりますのでよろしくお願いします!