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異世界指揮官生活。  作者: 谷澤御嶽
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第二二話 決意表明、です!

『この日記が再び開かれるとき、私は、私の魂はこの世には存在しないだろう。


 私はまもなく、再び連合共和国へと、部下たちの待つ戦場へと赴かねばならない。私に与えられた任務は、単なるテロ組織の掃討であり、それほど困難な任務であるとは思えない。しかし私には分かる。これが、恐らく私の生涯で最後の戦場になることを。私はもはや、逃れられない運命の袋小路へと迷い込んでしまった。私を救う神も奇蹟も存在しない。私の人生は、間もなく終わりを迎える。


 思えば、私の人生は屈辱と復讐にまみれたものであった。あれから、あの日から、私が憎悪と憤慨を感じない日は一日たりともなかった。これからも、死のその瞬間まで私はこれを忘れることが出来ないだろう。


 そう、私の生まれ育った美しい故郷は、愚かな国王の醜い、身勝手な裏切り行為によって汚された。私の同胞は、何の意味もない戦いに参加させられ、ただ無残に殺されていった。私の家族は、裏切りに加担した傲岸不遜な指導者に根拠のない濡れ衣を着せられ処刑された。私は、私の持っていた全てのものを失った。


 ……しかし私は、如何なる傷をも負わずに戦いを生き抜いた。同胞たちが皆逝ってしまったのに、私は生き残った。生き残ってしまった。私には何も残されていなかったのに私だけが残されてしまった。私の目の前には、破壊された故郷の残骸だけがあった。


 それでも私は、この時に悟ったのだ。私は、私の故郷を地獄から救うために、哀れにも死んでいった者たちの魂を成仏させるために生き残ったのだと。もう二度と私のような人間を生み出さない、そんな使命を天より与え賜うたのであると。私はこの使命を全うせんがため、そのためだけに生きることにしたのだ。


 無知蒙昧な国王の排除、専制と堕落を生むだけの遺物となった王政の破壊。


 帝国、そして現在の人民共和国による軍事的挑戦を退ける戦力構築。


 国民生活の向上。


 私はさし当たり、このような目標を心において行動を起こしてきた。軍に入り、幾つかの戦功を挙げ、政財界との関係を構築し、適宜の時期にある下院選挙に出馬して勝ち抜くための準備も進めてきた。


 ミュリア、中尉、第一機甲師団の部下たちもまた、真の意思を、真の感情を隠して生きてきた私を、懸命に支えてくれた。


 そのはずだった。


 しかし、私はもう生きることが出来ない。


 いったい、私の人生とは何だったのだろうか。この苦痛に満ちた人生に、一体如何なる意味があったというのだろうか。私には分からない。私には、これ以外の生き方をすることがなかった。そんな生き方のままに私の人生は終わりを迎えるのである。


 …………。


 この日記を読んだ者よ。貴君が如何なる者か、私には知る術がない。しかしもし、私の意思を叶うるにふさわしき者であれば、私の意思を継ぐ意思を持つ者であるならば、どうか、私が造ることの出来なかった故郷の、祖国の偉大な姿を、どうか造ってはくれまいか。


 ……死にゆく私の最後の与太話はこれで終わりだ。

 

 さらば、まだ見ぬ同志よ』




 連合王国某所。山岳地帯を掘り進めて造られた巨大な穴の中で、数百人、否、数千人の人々が、男の周りに集まっている。男は、満を持したように、堰を切ったように演説を始めた。


「私は本来、諸君らにこのような洞穴で話がしたいとは思っていない。しかし私は、諸君らに、祖国を真に愛する諸君らを頼りに思うからこそ、諸君らに語りたい。


 私は思う。


 我が国は確かに、幾百年か振りの統一を遂げ、経済は大きく発展し、繁栄の時を迎えたように思う。であるが、臣民はそれのみに満足し、精神は摩耗し、そこにある平和を当たり前のものだと感じるようになった。本来臣民を導くべき政治は、政治家は、自らの権力を守ることのみに労力をつぎ込み、謀略で他人を貶め、欺瞞のみを振りかざす。これは全て、我が国の政治で繰り広げられていることである。


 諸君、私は諸君らに問いかけたい。我が国の舵取りを、我が国の行く末を彼らのような連中に託しても良いのかを。無様に堕落した愚昧な臣民を、このまま置き去りにして良いのかを。


 諸君、私は諸君こそが、我が国を真の、本当の意味での繁栄をもたらす者たちであると確信している。諸君らのみが、王国の、民族の本物の魂を持っているものと信仰している。私は諸君らを心の底から信頼しているのである。


 諸君らの如き真の愛国者だけが、我が国の根源にある歪みを認識し、これを正す意思と力を有しているのである。私はそのような信念の下、諸君らを今日参集し、決起せんと決意したのである」


 男は一旦言葉を区切り、周囲を見渡した。全ての者が自己を見据えていることを確認するように見渡すと、男は再び語り始めた。


「さて諸君、諸君らはあの日を忘れたことはないだろう。私はあの日を以て、今日を決意したのだ。そう、あれは五年前の六月の二十一日だ。何が起こったか。その日に何が起こったのか。五年前のその日は、我々を指導なすっていたリティット総裁が、そしてその他の多くの幹部達が警察によって拘束されたのだ。我が組織は国家権力によって完全に制圧された。一人拘束を免れた私は、このような暴挙を見た瞬間に、我々はもはや既存の制度の中では生きていけないと感じたのである。


 それはなぜか? それはつまり、政府は、保守党は、保守党というものは、警察、国家権力を以ていかなる組織をも鎮圧することのできる力を持ったからである。


 もはや彼らにとって、如何なる政治勢力による挑戦をも無力となったのだ。如何なる政治勢力であっても警察権力を用いて粉砕することが出来るようになったのだ。諸君、これがどういうことを意味するのか、分かるか?」


 男は、教師が生徒に向けて問いかけるように、手をかざした。


「諸君は、五年前の六月二十一日の後から、いいか、もはや政府の手で踊るだけの存在となったのだ!


 もはや我が組織は、暗い闇の底で寒さと貧しさに耐えながら待った政権獲得の機会を逸したのだ! もはや我々は、政権を合法的に獲得することの出来る能力を遂に失ったのだ。永遠に失ったのだ! 諸君は、この事件の重大性を理解しているか?


 私はあれから五年間、諸君らが自ら立ち上がるのを待っていた。諸君らのいずれかが立ち上がれば、私はそれを強力に後押しする心づもりであった。もはや我が組織が政権を獲得することは出来ない! 我が組織の存在意義は消え失せた! 私はそれを最も嘆いたが、しかし待っていたのだ」


 男は怒りを全身で表現しつつ、拳を握り、涙さえも浮かべつつ、それでも言葉をつないだ。


「諸君、我が組織の存在意義とは何であったか? それは祖国を守ることだ! 祖国を守るとは何か? 祖国を守るとは、国王を中心とする歴史と文化、伝統を守ることである!


 諸君、今、我が祖国は、王国は危急存亡の時を迎えている。今こそ我ら臣民は立ち上がらなければ、我が組織を構成する諸君らが立ち上がらなければ、我が愛すべき祖国は、醜い、汚らわしいアカどもによって内側から食い尽くされ、肉を引き裂かれ、骨を粉砕され、歴史から我らの生きた痕跡すら消し去られることになるのだ! 我々は永遠に地獄の底で畜生どもの無様な奴隷として履き潰されることになるのだ!


 民主主義とはなんだ? 権力に従うことだけを、権力の奴隷となることだけを至上の喜びとする奴隷どものお遊戯のことか? それとも、間抜けで腑抜けたゴミ屑どもを量産することか? そうであるならば、この屑のような体制は永遠に地上から抹殺されるべきものである!」


 男は振り上げ、振り回していた腕を唐突に下げた。そして、先ほどとは打って変わって静かな調子で再び話し始めた。


「…………、私は五年間待った。五年間待ったのだ。臣民が自ら立ち上がる日を。自ら名乗っていた民主主義を自ら否定する体制に立ち上がる臣民たちを。また私は待っていた。諸君らのいずれかが立ちあがる日を。諸君らの受けたあまりに非道な仕打ちに対して異を唱える日を。……だが、それはもう良い。臣民は立ち上がらなかった。彼らは権力に逆らうことより、権力に媚びへつらい地面を舐めることを選択した。


 だが、我々は違う! 確かに諸君らは自ら立ち上がりはしなかった。しかし、私の呼びかけに応じ、遂にこのような要塞を、強力な要塞を構築するに至った! 諸君らはあの腑抜け共とは違う! 口先だけの批判をして満足するだけの無能で有害な政治家どもとも違う! 諸君らこそが真の愛国者だ! 諸君らだけが、祖国を血に飢えた悪魔どもから守れる唯一の戦士だ!


 もはや我々を縛り付けるものは何一つ存在しない! ご立派な建物で下らないお遊戯ごっこに熱中するクソ以下の政治家どもには、我々を押さえつけることなど出来ない! 我々を民主主義の名の下に消し去ろうとする体制は、今や我々を止める術を何一つ持たない! 諸君! 我々は遂に立ち上がったのだ! 彼らは、臣民は、政権は、我々の意思を目に焼き付けることであろう。心に刻みつけることであろう! 我々は勝利する! 我々は政権を奪取する! 今こそ、国王を中心とする祖国のための体制を構築し、アカどもを地上から永遠に抹消する!


 諸君! ともに突き進もう! 国王陛下万歳! 国王陛下万歳! 国王陛下万歳!」


「「「「「国王陛下万歳! 万歳! 万歳!」」」」」


 万歳、の声が、洞窟中に響き渡った。地面が、壁が、天井が震えた。空気が、物が、人が震えた。




「ほわったー!」

「ごへっ!?」


 日記を読み終わり、隣の部屋で街を見渡せる広いバルコニーを見つけた俺が、一人佇み物思いに耽っていると、突然、奇声と共に俺の体は真横へと吹き飛ばされた。背骨が、全身の骨が軋む嫌な音が響き、俺の体は大理石でできた床にしこたま打ち付けられた。


「おのれ、不埒な賊め! 覚悟!」

「ふあ? な、何を?」

「きえええぇぇぇぇぇぇ!!!! …………ぁ」


 俺は、こんなところで終わるのかと思いつつ、眼を固く瞑っていると、とんでもなく威勢の良かった声は、途端に声にならない声へと変わった。俺が恐る恐る眼を開けると、背の高く、大きいものをお持ちの、二十代後半くらいの女が箒を持って立っていた。何故かメイド服を着ており、無駄に似合っていた。


「ぁ…………、あー…………」


 呆然自失としているメイド服のお姉さんは、完全に固まっている。俺は何とか立ち上がり、どうしたものかと掛ける言葉を探していると、お姉さんはとんでもなく綺麗な、まさに理想的と言っても良い華麗な土下座をした。


「も、も、も、申し訳ございませんでしたー!」

「へ? あ、ああ、その……」

「まさか、ご主人様だとは思わず、その、留守を狙った盗人かと思いまして……。窓が開いていましたし、私てっきり……。その、申し訳ありませんでした!」


 お姉さんは額を大理石に擦り付けて土下座を続けている。


「いや、その、君! もういいから! そんな床に頭擦り付けなくて良いから! 顔を上げてくれ!」

「し、しかし! 私は!」

「間違いは誰でもある! 俺も気づかなかった訳だし、もうこれはこれでおしまいだ! さあ、顔をあげてくれ給え!」


 自分のキャラを忘れるくらいにテンパりつつ、とにかく俺はお姉さんに頭を上げてもらった。若干額が赤くなっているが、特に怪我などはしていないようだった。


 …………自分のキャラって何だったかな? まあ、いいか。


 顔を上げ、立ち上がったお姉さんは、……とんでもなく綺麗だった。鳥肌が立つくらいのものであった。満月に照らされたその姿は、メイド姿とも相まって、お姫様か何かのようだった。俺が少し見惚れていると、お姉さんはずいと近づき、俺の脇腹をさすった。


「あ、あの……、お腹、大丈夫ですか? 私、思いっきり殴ってしまって……」

「へ? ああ、いや、だ、大丈夫……だ……」


 ふと、お腹の辺りを意識すると、凄まじい激痛が俺を襲った。なんというか、脇腹をナイフで突き抜かれたような痛さだった。刺されたことなど無いから何とも言えないのだが、きっとこんな痛みなのだろう。危うく意識を飛ばしそうになったのだが、何とか俺は耐えた。


「本当ですか? 今にも倒れられそうなのですが……?」

「いやなに、これくらいの痛みがあったほうが、生きている実感があるってもんだよ……」

「そう、なのですか?」

「そうだ。多分、そういうことなんだ」


 そう、適当に言ったのだが、俺は今まさに、生きている実感を、この世界で生きている実感を持ち始めていた。俺は前の世界でも、他の異世界でもなく、この世界に生きているんだと、そう思った。人をこの手で刺し殺しても、幾千人を死に追いやる命令を発しても、感じることの出来なかった生の実感を、自ら蹴り飛ばされることでようやく感じるとは皮肉なものではあるが、しかし、俺はそう思ったのだった。


 そして俺は、この世界で死ねば俺は死ぬんだ、この世界から戻ることは永遠に出来ないのだ、とも思うに至った。確かな根拠はない。しかし、この痛みが、俺にそう教えているようだった。お前の生きる場所はここだ……、と、この痛みは俺にそう語りかけているようだった。


「そう、ですか。そう言って頂けると安心なのですが……。えっと、そろそろ部屋に戻りますか? ここは寒いですし」

「そうだな。考えてみれば、今は真冬だしな」


 夜風を感じつつ、部屋に戻った。お姉さん、……今の、……俺からすれば彼女の年齢でも年下なのだから、お姉さんというのは語弊があるのかもしれないが、まあそのお姉さんは、バルコニーと部屋とを隔てる全面ガラス張りの戸を閉めると、真っすぐに俺の顔を見つめて言った。


「…………。その、ご主人様。よくぞ、お戻り下さいました。先ほどはご無礼を致しましたが、しかし、このように再びお会いできて、私、本当に……本当に……嬉しく思い、ます」

 

 お姉さんは、眼に涙さえも浮かべつつ、そう言った。


 俺は少しの罪悪感と羨望を持ちつつも、こちらこそありがとう、とだけ応じた。


 その後俺は、ここが寝室であることを知り、今日はもう遅いから下がってくれるようにお姉さんに言った。お姉さんは名残惜しそうにしていたが、やがて何か思い立ったのか、いそいそと部屋を後にしていった。


 俺は、キングサイズと言ってもいいほどの大きさのベッドに寝転ぶと、日記の内容を、そして前の俺を少しだけ思い出した。


 俺が前の世界で何をやっていたのか、は結局のところ思い出せないのだが、あまり人様に誇れるような生活を送っていたわけではないことは間違いないと思う。日々を怠惰に生き、必要最低限のことのみ渋々と行い、何かをやるでもなく、ただただ、無意味に、無意義に生きてきた。将来に何の目標もなく、漠然とした、下らない夢想ばかりで一つの行動も起こさず、ふらふら、つらつらと、水を漂う草のような生活をしてきた。きっと、俺はそういう人間だったのだと思う。


 しかし、今の俺は、俺の体の元持ち主は、そんな俺とは正反対の人間だったらしい。彼は、人生を全力で生きていた。復讐のためであれ、彼はその目標を達成するために、あらゆる努力を惜しんでこなかった。


 そんな人間が沢山いることは、今の俺でも、前の俺でももちろん知っていた。俺よりも駄目な人間が腐るほどいるのと同じくらいに、俺よりはるかに高い理想を掲げ、はるかに豊かな才能を持ち、俺よりはるかにたくさんの努力をしている人間がいることくらい、俺に限らず誰だって知っていることだ。だけれど、俺はそんな人間たちから目を背け続けてきた。俺のいる世界とは住む世界が違う、住むべき世界が違うのだと思い続け、そう言い聞かせ続けてきた。


 しかし、神は、いや悪魔なのかもしれないし、それ以外の何かなのかもしれないが、とにかくその何かは、そんな俺を許さなかったらしい。俺は、よりによってこんな熱い信念を持った男にされてしまった。その男の存在を消し去ってしまってまで、俺は俺にされてしまった。


 それでも俺は、俺から逃げ続けてきた。この世界は仮初のもので、俺はそのうち元の世界に戻るのだと、この世界はあくまで異世界、異なる世界なのであって、俺のいるべき世界ではないのだと、そう思い続けて、逃げ続けてきた。本当はもう、気づいていたのかもしれない。俺の持っている信念に、意思に俺は気づいていたのかもしれない。しかし、俺は気づかないふりをしていた。俺はただ、この世界に手違いで流れ着いてしまった、神の気まぐれで何の能力も持たないままにこの世界に流れ着いた、哀れな小説の主人公でしかないのだと、そう自分を騙してきた。


 だが、もう逃げることは出来ない。俺の、こんなにも熱い信念に触れてしまった以上、もはや俺を無視することなど出来ない。俺は、この男の意思から逃れられるほど熱い意思も信念も持っていないし、この男の意思を無視できるほどの覚悟も責任も持っていない。


 俺は、俺のために生きなければならない。責任を、この体を使ってしまった責任を果たさなければならない。代償を支払わなければならないのだ。


(……どうすれば、良いんだろうか?)


 残念なことに、俺には才能もないし、努力もない。あるのは、俺の遺してくれたこの体と地位だけだ。だが、そんなことは言い訳にはならない。俺はどんなことをしてでも、俺の信念を成し遂げねばならない。


 そんなことを思いつつ、俺はいつの間にか眠りに落ちた。




『センペルヴィエント王政復古愛国主義戦線、武装蜂起か?


 本日未明、センペルヴィエント王政復古愛国主義戦線を名乗る団体から、我が社を含む全国の新聞社及びラジオ局に複数の文書が送付された。文書によれば、同組織はノルドセントルム地方西部において武装蜂起を行うとの内容で、既に要塞を構築し臨戦態勢を整えているとのことであった。当局が確認を行っているものの、現在同地方政府とは連絡が途絶しており、実態把握は困難とのことである。ノルドセントルム地方は、シュタインブルクと隣接しており、北部地方とセントルム地方を結ぶ交通路が集中していることから、同地方での混乱は我が国全体の混乱を引き起こす恐れもあり、武装蜂起が事実であるとすれば、政府は難しい対応を迫られることとなる。センペルヴィエント王政復古愛国主義戦線は、反民主主義、国王親政を訴える過激派国粋主義団体である。五年前の下院総選挙への出馬を表明したものの、同組織指導者及び幹部らによる多数の犯罪が発覚して指導者らが逮捕・拘禁されたため、出馬を断念している。』


一日遅れてしもた……。でもその分少し長くなりました。

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