表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/8

猫の思い

前回の続き。桃太郎の代わりに、きび団子を貰った猫は鬼が島に来たのだが・・・。


――場所は海に浮かぶ孤島、鬼が島。


 ここには強欲な人々なら、ノドから手が出るほど欲しがるであろう、金銀財宝が眠っている。


 鬼たちは強者を求め、桃太郎の村を脅したらしい。

 そして、村一番の強者である、ももまん大好き桃太郎が選ばれた。


 が、桃太郎は家でお爺さん、お婆さんと桃まんを食べ続ける日々を送りたかったらしい。

彼は行き倒れていた猫の僕と人型妖怪のあのコに、


――きびだんごをあげるから、ボクの代わりに鬼退治に行ってきて!!


と僕たちに厄介事を押し付けた。

それはもう、素晴らしいくらい可愛らしく、輝くような笑顔で。


 ――そんな顔して頼まれたら、そんな期待に満ちた目で言われたら・・・・


「断れるはずがないじゃないかぁぁぁあああああああ!!」


それに桃太郎は命の恩人だ。一応。

 恩には恩で報いるべきだ。僕はそう周りの人たちに習った。

  そして仇には仇で返すべきだとも・・・。


 僕と共にきびだんごを貰ったあのコが参加しないのはアイツの勝手。

 僕は僕がしたいことをするだけだ。だから・・・


「恩は返すよ?桃太郎」


猫はどこからか小太刀を出して装備。

さらにももまん、クスリを各種用意し、その薬をももまんに詰めていく。


そしてその特製桃まんと用意した桃太郎のお婆さん特製の美味しい普通の桃まんを、潰れないように一緒の袋に詰めていく。


「恩には恩を、仇には仇を。人のせいや、自分の仕事を人に押し付けるのはいけないからね。」


――トドメくらいは・・・、自分でやってよね?桃太郎。

雑魚は片付けておくからさ♪


そして猫はうっそりと黒く楽しそうに嗤うのでした。



続く。w

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ