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『拾われた孤児、拾い主はまさかの退役軍人にして天才科学者』  作者: ティラピア池
第1章:平穏な日常

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第十八話: 新しいおじさん

はじめまして、または再びこんにちは。今回もお付き合いいただきありがとうございます。


その朝、森への出発前に、アラリックは私たち全員を居間に集めた。表情がいつもと少し違っていた——熱と、どこか焦りが混じったようなものだ。


「森へ行く前に」彼が言う。「紹介したい者がいる。彼もこれからの訓練でお前たちの付き添いになる。なぜなら……まあ、父親はしばらく市外へ用事があるからだ」


居間の扉が開き、軍服姿の背の高い大柄な男が入ってきた。厳しい顔立ちに右眉の上に薄い傷跡があるが、その瞳はいかつい外見にそぐわない温かさを湛えていた。


「こちらが」アラリックが続け、男の肩を親しげに叩く。「鷲尾一徹。父親の親友であり、お前たちのおじさんだ」


鷲尾は短く頭を下げ、厳しい顔に大きく微笑む。「よろしくな、子供たち。お前たちの父親がずっと前から話してくれていたから、紹介されなくても名前はほぼ覚えているくらいだ」


「彼は父親が軍に入った当初からの親友だ」アラリックが説明する。仕事の話をするときには滅多に見せない、温かい響きがある。「二人で引退するまで、最も信頼できる男であり続けた」


「大げさだぞ、アラリック」鷲尾が笑いながら首を振る。「ゼロから一緒に戦い抜いてきただけだ。俺だけが功労者ってわけじゃない」


「そうでもない」アラリックが軽く反論し、小さく微笑む。「お前はいつも自分を過小評価しすぎだ」


私たちは二人のやり取りを興味深そうに見守っていた——家族以外の者と、アラリックがこれほど打ち解けて話す姿を見るのは珍しい。


「そういえば」アラリックがふと思い出したように鷲尾の方を向く。「お前、今もまだ元帥の職に就いているんだろ?」


「ああ」鷲尾が頷く。


「待てよ」アラリックが眉をひそめる。「仕事が山ほどあるんじゃないのか? 本当に時間を割けるのか?」


鷲尾が大きく笑い、首を横に振る。「実際のところ、山ほどある。だが幸いなことに、効率と整理整頓と軍の書類の山に異常な執着を持つ部下が一人いてな。奴にとって国家戦略報告書を片付けるのは……一種のエネルギー補給らしい。精神的な満足感だとか」


「つまり全部そいつに押し付けたのか?」アラリックが片眉を上げ、面白がるように聞く。


「全部じゃない」鷲尾が弁明するが、笑みは消えない。「だが十分に多くて、数日はこのために時間を作れた。それに、今まで話だけで聞いていた子供たちに直接会える、いい機会だと思ったんだ」


私たち——僕と四人の兄姉——はただ黙って立ち、二人の大人の会話を虚ろな表情で見つめていた。国家の大事を、天気の話でもするかのように軽く冗談交じりに語る、二人の軍の重鎮のあまりのくつろぎように、少し圧倒されていた。


アラリックが本当に家を出て行ったあと、空気ははるかにリラックスしたものに変わった。第一印象よりずっと気さくだった鷲尾は、すぐに娯楽室でみんなとビデオゲームに誘い、ソフトドリンクをすすりながら、射撃ゲームで竜胆に連敗するたびに豪快に笑っていた。


「お前、ずるいだろ!」五連敗したあと、鷲尾が大笑いしながら抗議する。


「おじさんがあまりに遅いのが悪いんだよ」竜胆が満足げににやりと返す。


その興奮の中で時間はあっという間に過ぎた——笑い声と軽い会話に挟まれ、気づかないうちに数時間が経っていた。熱くなった本体の近くに長く座りすぎて、蛍がもう一度シャワーを浴びに行ったほどだ。


床に座ってコントローラーを握っていた僕が、ふと何かを思い出した。


「……あれ、森にはいつ出発するんだ?」鷲尾の方を振り返って聞く。


部屋の全員が突然静かになった。


鷲尾が携帯を取り、時間を確認し、顔が一瞬で青ざめた。


「……しまった」


彼はすぐに立ち上がり、握っていたコントローラーを落としそうになる。「三時間前に出発してなきゃいけなかった!」


僕は困惑して彼を見つめる。「おじさん、すごく長く待ってたよ」


鷲尾と、ちょうど扉の間に現れたもう一人——実はまだ本当には出ていなかったアラリックが、自分のリュックを背負ったままそこに立っていた——が、パニックの視線を交わす。


「『ちょっと挨拶するだけ』って言っただろ!」アラリックが半ば信じられない声で叫ぶ。


「つい夢中になったんだ!」鷲尾が慌てて本体を消し、自分の荷物をかき集める。


私たちは顔を見合わせ、普段はあれほど威厳のある二人の大人が、授業に遅れた小学生のように慌てる姿を見て、大笑いした。


「ほら、ほら、早く荷物をまとめろ!」アラリックが叫び、すでに半ば走り出しながら扉へ向かう。いつもの落ち着きは、はるか後ろに置き去りにされていた。


こうして、私たちの森への旅はようやく本当に始まった——三時間遅れで。だが、家を出る道中にもまだ笑い声が響いていた。

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