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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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魔俠伝

作者:自嘲亭
 舞台は異界の「日本」。「大正」の中頃とおぼしき時代。そこは「マモノ」と呼ばれる特殊能力を持った者が存在する世界である。
 雪の中を追われる女が一人。女はマモノであり、そして孕んでいた。滝の上に追いつめられた女に向けて放たれた一発の銃声。だが滝壺に落ちた女を助けたのは銃を放った男、丹波だった。しかし、女は女児を産み落とし、姿をくらます…。
 女児は雪華(ゆきか)と名付けられ、丹波の友人花澄無常(はなずみむじょう)の娘として育てられる。丹波は「魔弾」の射ち手、無常は「手刀」の使い手として裏の世界ではつとに名を知られた存在だった。雪華は無常に「手刀」を教え込まれながら、美しく成長する。
 しかし、平穏な暮らしは長く続かない。雪華十三歳の夏の夜、刺客に突如襲撃され、無常は殺される。危機一髪難を逃れた雪華は、下総浦益(うらます)の侠客杉戸松五郎の許に預けられ、その養女となる。
 だが、雪華十七歳のある日、突如浦益の地に「帝国グランギニョール一座」なる集団が現れたことで、またも雪華の平穏な日々は無残に崩されてゆく。その首魁竜宮寺大助は村長や警察所長、はては国会議員まで抱き込み、一大総合テーマパークを浦益の地に建設する計画をぶち上げ、その障害となる杉戸松五郎を抹殺する。仇を討つため敵地に乗り込んだ松五郎の息子平之助。それを助けに向かった雪華。雪華は負傷しつつも虎口を脱する。そしてたどり着いた病院で、雪華を待っていたものは…。
 雪華の女学校の親友をも殺害した敵は、ついに浦益の干潟に「帝国グランギニョールランド」なる一大テーマパークを建設する。その開園前夜祭の壇上に上がったのは、いまや強大な必殺技を身につけ、かつ背中に華麗な刺青を背負った雪華であった。雪華の凄絶な復讐の時が始まる…。
 
2015/02/01 06:00
雪の華
2015/02/01 06:00
夏の炎(その2)
2015/02/08 06:00
夏の炎(その3)
2015/02/11 06:00
夏の炎(その4)
2015/02/15 06:00
夏の炎(その5)
2015/02/18 06:00
月下の柳(その4)
2015/03/04 06:00
百合の紋章(その3)
2015/03/22 06:00
血の祭り(その1)
2015/03/29 06:00
血の祭り(その2)
2015/04/01 06:00
血の祭り(その3)
2015/04/05 06:00
雪華と雪緒(その1)
2015/04/22 06:00
雪華と雪緒(その3)
2015/04/29 06:00
悲母観音と炎般若(その1)
2015/05/03 06:00
悲母観音と炎般若(その3)
2015/05/10 06:00
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