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2話 ANKH・Qと協力者 * 泥棒で嘘つき


ANKH・Q メイヘムシティ




ANKH・Q 消えた当主代理 エレーニ・ルッソ執務室


「エレーニ・ルッソ」


メイヘムを落とし、ニブルスの半分を制圧。

エレーニは総長代理から総統代理とも名乗るようになり。

さらに魔導列車なるものも鹵獲(ろかく)し、アインも歓喜した。

ここまで快進撃を進めていたANKH・Qだったが思わぬニュースが2つ。


総長代理兼消えた総統代理のエレーニとその補佐を務めさせられているアイン

がこの執務室で今後について話会っていた。


「黒い雨が弱まっている? 何が起きてるわけ?」

「知るわけないだろ。兎に角今までより小ぶりな雨になっている、それだけだよ。」


あーあ。全くすべて順調とはいかないわね。

ジョンは何処をほっつき歩いてるんだかわからないし。

戦争は始まっちゃってるし…

アタシたちで何とかしていくしかない。

幸いジョンとの繋がりは感じる、無事に生きているはず。

世界中があたしたちの領土なら徘徊老人を探すアナウンスみたいなのを

全世界で流すだけだから楽なのに。


黒い雨はアタシたちにはラッキーな追い風ではあったけど。

ここに来て弱まっているらしい。

自動人形量産とアタシの新しいアビリティ「ヴァンパイア・バイト」で

吸血鬼配下も作ってるから心配なんてないけど。




------

エレーニ・ルッソ

役職 「ANKH・Q 総長代理ウェイトレス」

種 貴種吸血鬼:人形姫 

型 ヴァンパイア・プリンセス・ウェイトレス lv3→5


・武器生成 ・血まみれ蝙蝠 ・チップ徴収 ・出血ボーナス

・人形姫の呼吸 ・オートマタ作成 

・生成武器強化 ・血流エンジン


・ヴァンパイア・バイト‐ 配下作成new!

(ヒト型の生き物の血を吸いながら自らの血と唾液を送り込むことによってと種族を吸血鬼に)

・人形姫専用血盟武器生成new!

(強力な専用武器を生成)

・オートマタ2 new!

(作成コスト:2倍 維持コスト:そこそこ 能力:ヒト型エイリアン並み 

 通常よりも強力な自動人形)


当主代理 Lv4 


・傀儡間接管理   

・遠征する人形兵

・血液供給ライン 

・長い夜の街new!

(ANKH・Q領土に組み込まれた任意の街の夜を長くする。)

現在対象:メイヘムー日の出6時ー日没午後2時


------




ふん、まぁいいわ。

敵も新型機械化兵を投入してきている。

数はまだそんなにだけど。こちらも新型自動人形「オートマタ2」

を10体、サポートにQから配下吸血鬼を100名つけて投入を決定。



「それでもう一つのニュースは?」


「明日トウモロコシ畑の近くの隠れ家に行く。

そこでジョンの手掛かりをしる奴と待ち合わせしてるんだ。」

「は? ジョンの手掛かり!? あんた、今ジョンの手がかりって言った?」


「そう! 今回は結構手ごたえあるんだよね。」




* * *



______翌日 メイヘム郊外




トウモロコシ畑がひたすらに真っすぐ続く通り。

その中にぽつんと建っている家屋。


ここでアインと共に対悪魔派戦争での協力者と落ち合うことに。


「それで? そいつ信用できるんでしょうね?」


「任せて、かなり信用できる。悪魔派は粛清続きで離反者もそれなりに出たみたいだし。

今回の協力者も巻き添えで粛清されかけて逃げてきた口だよ。それにそもそも純粋な教団員でもない。」


家屋の中にある、車4台は優に入るほどの大きな物置。

ソファなどが設置されている。

そこで待っているとアインの端末に連絡が来た。


数分もしないうちに男がキョロキョロとあたりを見回しながら

やってきた。


色白の礼儀正しいアジア人の男。

キチンとアイロンをかけられている白いワイシャツに黒いネクタイ、

磨き上げられた靴。髪は七三に分けられていて、

顔つきは少し柴犬に似ていた。



「どうも、アインさん。お久しぶりです。」

「やぁ、スタン。元気してた?」


「まぁ、何とかです。大変なことになっていますが、生き延びています。

あ、申し訳ございません。其方の方とは初めましてですね。

私、元悪魔派契約試験官のスタンと申します。」


「あたしはエレーニ、ANKH総統代理よ。 よろしくね。」

「そ、総統代理? 」


「いや、気にしないでいい。早速だけど報告のほうお願い。」


―は、はい、まず悪魔派はニブルスから戦力を引いています。

黒い雨が降っている間はまず勝てないと判断し、

なんと仲間である摩天楼派に大攻勢を仕掛けました。


「嘘!? そんなことになってたの?」

アインが驚いて思わず素っ頓狂な声を上げる。


―はい、本当です。かなり思い切った判断でしたが

功を奏して摩天楼派は虚を突かれて防戦一方。

押し込まれて、ダーティ・ロンドンだけでなくその他の都市も陥落寸前です。


「摩天楼派はもう勝てない?」


ー拠点を移して徹底抗戦しているようですが…

状況は芳しくなく、押し返すことは出来ないまま。

戦況は膠着し始めています。悪魔派は

メイヘム全土とニブルスの半分を失った代わりの物は得たという感じみたいですね。

摩天楼派も未だに元首都にも襲撃を仕掛けたりしていますが…

如何せん、土地がどうなってもまるでお構いなしの悪魔派に手を焼いているようです。


「まぁ、そうだろうね。摩天楼派の幹部たちは? 

って言ってもアダムさんとオジーさんしか知らないけど。」


ーアダムさんの巨人兵が現れて街で暴れているのを見かけました。

あとはオジボルグ。オジーさんの槍が街中を飛行しては機械人を破壊して回っていたのでお二人は

健在ですね。


「オジボルグ懐かしー! 名前は馬鹿だけどあの槍メチャクチャ強いからね。」


―さて続いてです。

頼まれていたマチルダさんと契約した人間。ジョン・スミスという男ですが。

たまたまですが、知っています。


「嘘!? その人今どこにいる?」


―えーと、ですね。大変お伝えしにくいのですが。

火の夜に首を刎ねられて亡くなったとのことです。

残念です、ジョンさん。


「そんなわけない!」


エレーニが突然声を荒げた。


「絶対に生きてる!」


―と、言われましてもですね。

ま、まぁ、私が確認したわけではないので。何とも言えませんが。


「うーん、なるほどね。 えーと一応多分生きているはずなんだよね。生存しているかはこっちで確認できるすべがあるんだ。」


―そうなんですね。 それは良かった!

彼のことは結構好きでしたし。


「え? 会ったことあるの?」


―はい、だってマチルダさんに推薦したのは私ですから。


「そうなの!?」

「その女マチルダってのは何処にいるの?」


「火の夜の惨事に巻き込まれて死亡したとみて間違いないでしょう。」


「ジョンはマチルダと一緒にいてともに死亡と思われていた? 

スタンは火の夜には参加してたんだよね? その時の状況を詳しく聞かせて。」


―は、はい。

私は直ぐに帰ってしまいまして、後で噂として聞いた話ばかりで。

参考にならないかもしれませんが…



@@@



明けない夜の街「Q」


リストランテ・コラッジオ。通称首切り亭。

店の中から人影が出て来る。


仕立て屋の老人であった。

大事そうにリュックを背負って、辺りを見回しながら

横断歩道を渡り自身の店へと戻り地下室へと降りて行く。


ポータルを起動。


「下に大地が見える夜の森」へ。


仕立て屋は胸ポケットから古びた手帳を取り出して

指を舐めてからページをめくっていく。

しばらくページを読み込んだ後

大穴がある方とは逆方向へと森の中を進んでいく。


森の道の脇に人間の幼児ほどの大きさの石像。

茂みに隠れながらも存在していた。


老人のようにも胎児のようにも見える奇妙な像

に向かうと試験管をリュックから取り出して

液体をかけていく。


何も起きないが仕立て屋は

じぃっと待ち続ける。

しばらくすると、いつの間にか近くにあった

広葉樹の木のうろが人が入れるほどの空間に。


仕立て屋がそれに気づくと慌てて中へと入っていく。

空間は狭い部屋になっていて中には隠しポータルがあった。


「ワシ ……まぁた裏切っちゃった。でもアイツはいなくなっちゃったし。

私が教団と繋がっているのはバレてないんだよね?」


ふぅ、良かったぁ。ギリギリセーフ。

この後は、SINシティまで徒歩で3日くらいか…

結構大変だぁ…


 


エレーニ・ルッソ

役職 「ANKH・Q 総統代理」

種 貴種吸血鬼:人形姫 


型 ヴァンパイア・プリンセス・ウェイトレス lv3→5


・武器生成 ・血まみれ蝙蝠 ・チップ徴収 ・出血ボーナス

・人形姫の呼吸 ・オートマタ作成 

・生成武器強化 ・血流エンジン


・ヴァンパイア・バイトー配下作成new!

(ヒト型の生き物の血を吸いながら自らの血と唾液を送り込むことによってと種族を吸血鬼に変化させられる。)


・人形姫専用血液武器「血の魔剣」生成new!

(強力な専用武器を生成、武器には血液が流れている。)


・オートマタ2 new!

(作成コスト:これまで以上に 維持コスト:そこそこ 能力:ヒト型エイリアン並み )

通常よりも強力な自動人形。




総統代理 Lv4 


・傀儡間接管理   

・遠征する人形兵

・血液供給ライン 

・長い夜の街new!

(ANKH・Q領土に組み込まれた任意の街の夜を長くする。)

現在対象:メイヘムー日の出6時ー日没午後2時




配下吸血鬼について

殆どはQの住人、元々の能力に付け足されるように

再生能力(中)頭か心臓を破壊で死亡。四肢欠損は数日で回復。要血液資源。

夜間 再生能力、身体能力、マナコントロール 全て向上。

日中 真逆全てマイナス補正 

夕方 ニュートラル 



アイン・ショービル


型 オカルト発明家


天才児の呼吸 

機能発明(接着、引き戻し) 

武具・兵器開発


「クラゲ独楽」「UFO・YOYO」「超合金ミニ戦車」NEW! 「蛸カイト」NEW!


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