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ダブルサイココライド2 ―Saga Of Hermitー  作者: KJK
3章 WIND CHIMES 凡庸なる三匹とコウノトリ
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2話


高速道路(ハイウェイ)近くのファストフード店に入り、負傷者を休ませる。

全員が無事に店の敷地へ入った。3人でモンスターたちを近づけさせないように応戦。

夜目が効く方とはいっても限度がある。

魔物たちがあと何体残っているのかもわからないが、

体感だとあと少し。


希望が見えてきている。

ハンバーガー屋の店舗横にあるプレイエリアの遊具の上へ登り矢を射かける。

成長の感覚が来た。

よし! この勢いに任せる!

撤退は地獄のように厳しい時間だった。

でも少なくとも籠城戦に移行できる。

敵に狙いを定めて矢を射ようとした時、そのゾンビの頭部が潰された。

投石!


店の屋上からマリオが投石で加勢に入ったのだ!

もう少しだ!

必死に最後のもうひと踏ん張りだと自身を駆り立てた。

その時。ジェイソンに何かが襲い掛かった。

咄嗟に援護射撃して仕留める。


セオだった……

ジェイソンの息子が俺の矢に頭を貫かれて倒れ落ちる……

ジェイソンが絶叫した。

時が止まったような感覚。

いや心臓が止まったような、だったかもしれない。


マリオが何か叫んでいる。

瞼の痙攣が止まらない。涙がこみあげてくる、

戦うのはやめない。

今に集中する。

最後はマリオと他の仲間が残ったゴブリンを掃討して戦いは終わった。


店で、簡単なバリケードを設置。

もう一人のリーダーのジェイソンはふさぎ込んでいるが、無言で作業を続けている。

セオはどうやら途中でゾンビに噛まれて感染していたみたいだ。

ジェイソンは途中で気が付いていたみたいだが報告出来なかった、その後自分が襲われて

俺が…



マリオがこちらに来て開口一番


「誰のせいでもない! わかってるよな!?」

「もちろん、わかってる!」

「ジェイソン、すまん。 俺が咄嗟に…」

「言うな! 何も! いうな!」

「すまん… すまん…」


「ジェイソン、奥さんのところへいって慰めてやってくれ。こちらは俺がやるから。」

「トニー。 わかった、いってくる。」



マリオが心配そうな顔をしている。

目が合うと思い切った表情で口を開いた。


「これから、どうなると思う?」

「わからん、ここで体制を立て直さないと。」

「ここで何がやれるんだよ! 前の場所より生きていくのに適していない!」

「仕方ないだろう! 何か試していくしかない。」

「だから何をだ!?」

「落ち着け! 一緒に考えていくんだ。」


「セオのことは考えないのかよ! もう先の話をしだして!」

「考えないようにしてるんだろうが!」


マリオは、「うん… 」 といって頷いた。


明朝。明け方だった。

ジェイソン達に起こされる。

こっちに来て見てみろと言われて外をみると遊具に何かがいた。


大きな鳥。

ストーク、コウノトリに似ている、名前はわからない。

白い大きな鳥が遊具の上に止まっていた。


足に何か持っている。

ただの鳥じゃない?

綺麗なマナを纏っているのはわかった。


「おいジェイソン、あの鳥がどうかしたのか?」

「不思議な鈴を鳴らすんだ、その音を聞くとお前を呼ばなきゃいけない気がして…」

ジェイソンと二人で鳥の近くへ歩いていく。


鳥は足に鈴を握っていてそれを鳴らす。

高音が周囲にキーンと響き渡っていく。

音が空気に波紋を作った気がした。


鳥が受け取るのか? と問うように鈴をもった足をこちらに差し出した。


何故かはわからないが、ジェイソンとマリオともにYESかNOか

答えなければいけないような気がする。

ジェイソンを見ると頷いてこちらを見返してきた。

震えてオドオドしているマリオに前に来るように促す。


「YES」


3人で答えて手の平を鳥に向かって差し出す。




鳥は発光して鈴と一体となり、その光が2つになり俺たちの手のひらに入ってきた。

やがて光が収束して一つの風鈴になった。


頭に情報が流れ込んでくる、それはひどく抽象的だが。

俺たちがこの風鈴を使えば、領土を手に入れられる?

領有宣言?


誰に? わからんが、ジェイソンとやってみようという話になった。


「領土領有宣言、勢力名:WIND CHIMES ウィンドチャイムス 風鈴。」



======


ジェイソン

木こり  レベル4→5

勢力:風鈴 ー 頭目の2

アビリティ  ・対植物補正 ・頑丈な体 ・学者の呼吸

skill ・斧とチェーンソー ・怪力 ・Wクレーンアームnew! 


リーダースキル

・windchimes 



トニー

射手  レベル3→5

 有効射程(350m)

勢力;風鈴 頭目の1


アビリティ ・射撃好き 

スキル  ・早打ち ・矢弾 軌道操作 ・トラばさみ 

・溜め撃ち(射撃ダメージUP) ・ナイフ投げ 


リーダースキル

・windchimes(共有スキル:頭目の2) (領主スキル、風鈴に力を捧げる。風鈴自体にアビリティが宿り成長する。)





マリオ

投石手 レベル3→4


勢力:ウィンドチャイムス 風鈴 頭目の3


 有効射程(390m)

アビリティ ・遠心力(回すと威力up)  

スキル  ・強投石 ・ハンドメイドストーン ・迷彩服作成 ・ハンマー投げ(大威力投石)2


リーダースキル

・windchimes



コウノトリの風鈴 : 世界の破片の一つの形  (領主から力を得る)

成長系触媒  lv1


・三本の矢 (防衛補正、防衛フィールド展開)トニー

・アジト改造 ジェイソン

・アイテム保管庫

 


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