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シーカーの軌跡  作者: レイン
βテスト
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『8月11日午後5時12分 フィールドボスのパラライズバタフライが討伐されました。これにより第2の街に移動が可能になります。また、イベントクエスト NPCの大移動 が実施しされます。』



「よし、それじゃあ今日はここで、野宿をすることになる。確実クラン毎に野営の準備を始めてくれ!」


フィールドボスを倒し、ワールドアナウンスを聞き終わった俺達は休憩をする前に野営の準備を始める。


「いやー、それにしても疲れたな。予想外の攻撃が何回かあって焦ったわ! お疲れシーカー!」


「おぅ、ありがとな! それにしても皆新しいスキル覚えたのか。特にガッシュとイスルのスキルとか珍しそうなんだけど……?」


珍しそうでそして格好良かったな!


「俺のは鉄壁ってスキルをとって育ててたら特殊進化したんだ! えっと……防御の心得と気功法と鉄壁とあと状況条件が多分攻撃を防ぎまくるとかそんな感じだ! 防御領域ってスキルで攻撃を全部俺に持ってくるスキルだ!」


「僕のは新しく取った糸術ってスキルを上げてて、ふと繋いだらどうかと思って皆に秘密で作ってみたんだ。 そしたら糸針術(ししんじゅつ)ってスキルに融合可能って出てね。 この4日間くらいスキルレベルを上げてたんだよ」


二人が得意気に自分のスキルを説明してくれた。


「そうか……ラークは刀術覚えてたようだし、サラもマジックコントロール? 覚えてたんだな! メンバーの成長が著しいな!」


「おう! こっから更に派生スキルに進化させてやるぜ! ユニークは無理でもレアくらいのは欲しいからな!」


「私のは自分か仲間の放った魔法しか操れないんだけどね。

それもMP相当消費するし……」


「それにしてもシーカーも奥義覚えてんじゃねぇか! 」


とラークが俺に話を振る。


「あぁ、あれは蒼纏がLv15になったときに覚えたんだ。奥義……いい響きだろ?」


どや顔気味に言うと何か恥ずかしくなってきた……


「うん シーカー、貴方自分でいっといて恥ずかしそうな顔してるとか変な人だねっ!」


ぐはっ!

サラよ……それだけは言っちゃいけない。

傷付いちゃうから……ほんと。


「あ、そうだドロップとステータス見てみるか……」


皆もそうだな! た言って自分のステータスを見始める。



ドロップアイテム

パラライズバタフライの羽×2

麻痺蝶のイヤリング


MVPボーナス

マナプリジャーコート


LAボーナス

パラライザー



おお! これは、レアドロップじゃないか! MVPやLAボーナスも見てみる。

ええと、効果はこんな感じだ!



麻痺蝶のイヤリング

★★★★★☆☆☆☆☆

Int+18

効果:麻痺抵抗(大)


マナプリジャーコート

★★★★★☆☆☆☆☆

Vit+25 Agi+20 Int+15

効果:麻痺抵抗(中)



パラライザー

★★★★★☆☆☆☆☆

パラライズバタフライのLAボーナスで出た長剣。

Str+65

効果:麻痺攻撃(中)



お、おぉ……初のランク5アイテムが!

全て有効活用できそうな物ばかりだ。

麻痺蝶のイヤリングを耳につけ、マナプリジャーコートは血骨狼の皮鎧一式を外し、インナーの上から装備する。パラライザーは1度インゴット化して、槍に鍛え直そう!



ステータス


Name シーカー

年齢 20

種族 ヒューマン Lv60

職業 鍛冶師 二次職が選択可能です。

『』セカンドジョブが選択可能です。


()内は職業、称号補正値 HPMPには反映しない

HP 249/249

MP 249/249

Str 89(+13)

Vit 89(+3)

Int 89(+3)

Agi 89(+8)

Dex 89(+18)


BP0


固有スキル

状態異常耐性(微)


スキル

unique:御影流槍術Lv46↑up

special:蒼纏Lv28↑up

rare:健眼Lv14 ↑up

鍛治Lv25↑up 生産者の心得Lv20 土魔法Lv34↑up 気配察知Lv29↑up 魔力操作Lv21↑up 無魔法Lv19 ↑up 空き1


アーツ

御影流槍術

壱之型:柊 無駄の無い突き クリティカルでダメージ2倍

弐之型:閃 横への一閃 敵に裂傷を付与(微)

参之型:霞 防御貫通攻撃 同時に他のアーツを発動可能

肆之型:桜 気と槍の無数の突き 敵に麻痺を付与(微)

伍之型:砕 石突きでの打撃 敵に骨折、気絶を付与(微)

終槍:赤椿 柊と桜の複合技 敵に出血を付与(微) クリティカルでダメージを1.8倍


奥義 滅之型:無我三閃 相手の弱点を直感で見抜き、最高威力の突きや斬撃を3発ほぼ同時に放つ。

部位破壊(大)備考 蒼纏発動時のみ使用可能。クイック発動時効果が(大)から(特)になる。


秘技 刹之型:???

殲滅技 天之型:???



蒼纏

加速クイック:使用者の全てが加速する。

扱う人の適正により加速には個人差がある。

使うと使用後に激しい疲労感が襲う。レベルが上がると緩和されていく。


【称号】先駆者 オールラウンダー 孤高のソロ 巧き者 疾き者


装備

血骨狼の十文字槍+1 Str+59 獣とアンデットにダメージ補正(微)

マナプリジャーコート

Vit+25 Agi+20 Int+15

効果:麻痺抵抗(中)

麻痺蝶のイヤリング

Int+18

効果:麻痺抵抗(大)


巧き者:プレイヤースキルが高いものに贈られる。Dex+5

疾き者:蒼纏を取得し、クイックを使いこなしたものに贈られる。Agi+5



おぉ、結構成長したな!

って、二次職? セカンドジョブ!?

おお、早速決めよう!


鍛冶師の2次職は魔法鍛冶師にした。

これは無属性の魔力を込めながら打つことでどんな属性の魔力を込めても発動可能な魔剣を打つことができるようになる。


セカンドジョブは槍士にした。普通だけど良いなと思った職がなかったしな……



っと、そろそろ寝る時間だ。

明日朝から戦闘あるしもう寝ようか……




「アインの街が見えたぞ!」


前の部隊がそう叫ぶ、おお、出迎えがすごいたくさんいる!

きっとNPCも要るのだろう。プレイヤーと一緒に喜んでいる。


「おつかれさまー!」


「ありがとう! これで第2の街に戻れる!」


あちこちから声が聞こえ、感謝されているのがよくわかる……

街についた俺たちは手を挙げながら出迎えてくれたプレイヤーとNPCのに答える。そして喝采を受けながら、まずリベレーターズギルドに向かった。



「まずはフィールドボス討伐おめでとう! そして、ありがとう、これで多くの人が故郷に一歩近づいた……それも君たちのお陰だ。 そし、イベントクエストのNPC大移動の件だが、まずは討伐クエスト完了させてくれ、ランクアップできる者は一緒にやっておく。」



リベレーターズマスターの指示でまずは完了手続きをして、俺達はイベントクエストの話を聞くために大広間にいく。


皆が揃ったところでマスターが話を始める。


「よし、では皆が集まったので話を始める。まず知っておいて欲しいのは移動するNPCはほぼ全て戦闘が出来ない。道場をやっているNPCが参加するなどの一部の例外を除いてな。そして、クエストでは第1フィールドから第2のフィールドに入った所から魔物に襲撃されると思われる。


…………………………そして最後にこのクエストが完了したらリベレーターズギルドの第2の街の支部が昨日を回復することになる! よろしく頼む!」



マスターの説明が終わり解散となった。

説明は長かったので要約するとこうなる。


「第2フィールドに入ると襲われる可能性が大きい、戦えるものはプレイヤーだけに等しいのでトッププレイヤーである君たちに頑張ってもらわないといけない。


今日の疲れを癒すため明日一日を開けて、出発は明後日の朝8時、南門に集合。


また厳しい戦いになるだろうがよろしく頼む!」


って感じだ。



だが帰ろうとした俺たちにまだ続きがあった。


「さて、話は変わるが第2の街に着いた暁には街をあげての祭りをしようと思う!

そのための服の採寸を今執り行う。

では皆速攻で終わらせて返してやれ!」


マスターの号令と共に出入り口から突如メジャーや型紙とかを持った人間が押し寄せてきて、何が何だか分からない内に身体にメジャーを押し当てられ、揉みくちゃにされた後波が引いていくように退散していった……





「おかえりなさい! 無事勝てたみたいだね♪ アナウンス聞いたよー!」


「ただいまっ♪ 活躍してきたよ~! 良いところをシーカーに持ってかれちゃったけどね!」



ギルドホームに帰ると、ナツカが出迎えてくれたので少し雑談をしたあと、俺達はまず手分けしてアイテムの買い出しをすることにした。


そして、買い終わったら各自自由行動となる。

ナツカには素材を渡して防具の強化を頼んだ。

俺は鍛冶をすることにしたので作業部屋に行き、炉に火を入れる。


溶かす物が物なだけに何時もよりよ丁寧に作業を重ね、一時間かけてインゴット化する。


麻痺鉄のインゴット

★★★★★☆☆☆☆☆

パラライザーを溶かして作ったインゴット。

炭素含有量 0.6%


元の素材は鉄のようなのでこれを玉鋼にする。

確か炭素の割合が1~1.5%だったはずだ、なので炉に木炭を追加し、無属性の魔力を流しながら精錬していく。


そして、また一時間ほど使い、漸く満足いく物ができた!


麻痺()()鋼(超高品質)

★★★★★★☆☆☆☆

パラライザーを溶かし、無属性の魔力を流し込んで作った魔鋼。

炭素含有量 1.3%


ふはははは!

これで最強クラスの武器ができる!


もう昼の12時だが気にしずに作業を始める!


打つのは十文字槍ではなく、片鎌槍にすることにした。理由は十文字槍では薙ぎ払っいのダメージが少ないのと片鎌槍が格好いいからだ!


鎌の部分はゲームとかでよく見る物よりは小さ目にして、穂先と鎌の比率を2:3で作ることにした。

穂先の長さを30㎝、鎌の部分を45㎝に変形させ鎌の幅を広くし、両刃にした物を穂先と結合させる。


そして、ナツカに分けてもらった魔老樹の木材を柄に使い、穂を差し込んで完成した。



麻痺毒の片鎌槍(パラサイズスピア)

★★★★★★☆☆☆☆

麻痺を追加攻撃を持つ鎌に比重を置いた魔槍。

Str+78

効果:麻痺攻撃(中)

魔槍効果:全属性魔力展開可能。無魔法が最も効率が良いが後の属性は変わらない。



おおぅ……何か凄いのが出来たな……

これなら第2フィールドでも十分すぎるほどに戦えそうだな。


そのあと普通の玉鋼とラークとサラが手に入れたパラライズバタフライの甲殻を混ぜたものを使って4人の★5の武器を作って、もう遅くなっていたのでそれぞれの部屋の前に武器をおいてログアウトする。




朝ログインしたらギルドホームに悲鳴が響き渡り、ドタドタと足音がして俺の部屋の扉が開かれた。


「武器の性能が可笑しすぎるでしょ! こんな武器まだ出回ってないですけど!? まだ★4の武器が市場では一番高いランクだったはずだけど!? 」


お前なんつー物作ってんだ!? と外の3人もそんなかおをしている。

そんな4人に更なる現実を、★6のパラサイズスピアをどや顔で突きつける!


むふっ!


詰め寄ってきたサラに行きなり頭をはたかれた!


「むふっ! じゃないわよ、むふっ じゃ!」


こんなの作っても第2フィールドでもオーバースペックだ!


おのれ……ラークにまで言われるとわ。


反省はしている。後悔はしていな『バシ!』ぶふっ! 後悔してます……



5分後そんな騒動があったが漸く落ち着いたのでじいさんと吏岳さんに会いに、道場まで来た!


訳は奥義の習得条件がわかったから伝えるためだ!


修得条件を伝えると


「早速蒼纏を取得するために魔力操作を覚えよう!」


と言って奥の修行部屋に駆けてあったのでその後じいさんと雑談してギルドホームに戻った。


明日はNPC大移動のイベントクエストだ……今日の残りは狩りでもして過ごそう。





「よし! 全員集まったな! じゃあクエストの説明するぞ!」


NPC大移動クエストの集合が完了したところでディルガスが説明を始める。

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