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AIモデルが多すぎる! ChatGPT・Gemini・Claudeに「小説を書くならどれ?」と聞いてみた

AIの進化とともに、モデルが複雑になりすぎていないだろうか。


少し前なら、


「ChatGPTとGeminiとClaude、どれを使う?」


くらいで済んでいた。


ところが今は違う。


「どのAIの、どのモデルを、どの推論レベルで使う?」である。


GPT-5.6 Sol。

GPT-5.6 Luna。

GeminiのFlash系。

Pro系。

Claude Sonnet。

Claude Opus。


さらにInstantだのMediumだのHighだのThinkだのEffortだの。


もう覚えられない。


そこで今回は、ChatGPT、Gemini、Claudeに、


「小説を書くなら、結局どれをどう使えばいいの?」


と聞いてみた。


テーマは次の6つ。


1.アイデアの壁打ち


2.プロット・世界観の構築


3.画像生成・キャラクター案


4.PVの企画・動画


5.文章校正・推敲


6.批評・評論


「小説家になろう」に投稿する作品を作る、という前提で考えてもらっている。


ちなみに基準日はAIによってバラツキがある。


つまり既に最新ではない。


たぶん数か月後には、この記事のどこもかしこもがもう古くなっている。


下手すると数週間が勝負だ。


AI界隈、進化が速すぎるぞ。



■ ChatGPT先生に聞いてみよう



現在の有料版ChatGPTでは、GPT-5.6 Solを中心に使うことになる。


大ざっぱに分けると、


Instantは速い。


Mediumは少し考える。


Highはかなり考える。


そんな認識でいいらしい。


小説のアイデア壁打ちならInstant。


「異世界転生でちょっと変わった設定を20個出して」


とか、


「このキャラクターに似合う名前を考えて」


みたいなものだ。


こういう時にHighでじっくり考えてもらう必要はない。


プロットや世界観を組み立てるならMedium。


伏線や設定の整合性まで確認するならHigh。


文章の校正や推敲はMedium。


単純な誤字脱字確認だけならInstantでも十分。


作品全体を読ませて、


「このキャラクターの行動に矛盾はないか」


「読者から見て第5話の伏線は第20話まで覚えていられるか」


「この展開は唐突に感じないか」


などと批評してもらうならHigh。


なるほど。


何でも一番賢い設定にしておけばいい、ということではないらしい。



■ Gemini先生は速いやつと考えるやつを分ける



次はGemini。


Gemini側の回答で分かりやすかったのは、Flash系とPro系の役割分担だった。


アイデアを大量に出すならFlash系。


とにかく速い。


思いついたことを投げる。


返ってきた案を見て、「3番をもっと膨らませて」「逆にして」「もっと変なの」と続けていく。


壁打ちでは、このテンポが大事だ。


2026年9月時点ではGemini 3.8 Flashまで登場している。


ただし、この世界で細かい型番を覚える意味があるのかは疑問である。


3.6を覚えたと思ったら3.8。そのうち4とか言い始めるに違いない。


なので私は、「大量に案を出したい時はFlash系」くらいで覚えることを提案する。


一方、プロットや世界観など、じっくり考えてもらう場合はPro系やThinkingを使う。


これはChatGPTのMediumやHighと同じ考え方だ。


第1話で出した設定と第30話の展開が矛盾していないか。


伏線をどこへ置くか。


読者へ何をどの順番で知らせるか。


こういうものは、さすがに一瞬で答えてもらうより考えてもらった方がいい。



■ 画像となると話が変わる



小説を書くと言っても、今は文章だけではない。


文章からキャラクター画像が作れる。


表紙を作る。世界観のイメージを作る。


自分で書いているキャラクターなのに、「この服、本当に似合うのか?」と思った時、一度画像にしてみると分かることもある。


ChatGPTにはChatGPT Images 2.5がある。


絵を作るだけでなく、「髪型だけ変更」「服をもう少し旅人っぽく」「背景は街ではなく森」など、会話しながら修正できる。


Geminiにも画像生成モデルがある。


一方、Claudeは画像を見て内容を理解することはできても、ChatGPTやGeminiのように画像生成を担当するAIではない。


だったら、


Claudeでキャラクター設定を考える。


ChatGPTで絵にする。


出来上がった画像をまたClaudeに見せる。


「この外見なら設定と矛盾していない?」と聞く。


そんな使い方もできる。


一つのAIに全部やらせる必要もなくなってきた。



■ 動画はさらにややこしい



以前ならChatGPTにはSoraがあった。


ところがSoraの提供は2026年4月に終了している。


なので現在は、「ChatGPTに小説のPVを丸投げ」というわけにはいかない。


ChatGPTには、PVの構成。ナレーション。カット割り。絵コンテ。動画生成AIへ渡す指示文。そういうものを作ってもらう。


実際の動画生成は別のサービスを利用する。


Google側には動画や音楽を含めた生成サービスがあるので、この辺りはGemini陣営の方が一つの流れにまとめやすい印象だ。


ただし、これも半年後にどうなっているか分からない。


半年どころか、この記事を投稿した翌日に新サービスが発表されても、私はもう驚かない。



■ 文章担当ならClaude先生。



同じ質問をしたところ、文章関係ではやはりこれ。他のAIからもclaudeならと同意見だった。


2026年9月現在はSonnet 5.5とOpus 5.5がある。


ちなみにSonnet 5.5が発表されたのは9月28日。


この記事を書いているわずか2日前だ。


もう嫌な予感しかしない。


この記事、賞味期限何日なの?


Claudeに聞いたところ、普段の小説制作ならSonnet 5.5で十分という回答だった。


アイデア出しならEffortは低から中。


文章の推敲なら中。


プロットや世界観なら高。


長編全体の構造分析や重要な批評なら高、必要ならOpus 5.5。


つまりClaudeも、「何でも一番上を使う必要はない」と言っている。


文章校正では、元の文体やセリフのニュアンスを残しながら直すのが得意という主張だった。


これは私自身、小説を書きながら複数のAIを使っていて感じるところでもある。


同じ文章をChatGPTとClaudeに渡しても、修正の仕方は結構違う。


どちらが正しいというより、好みの問題も大きい。


だから私は、重要な場面では両方へ投げてみてもいいと思っている。



■ 結論、三者とも言っていることは似ている



3つのAIの回答を並べてみると、意外にも基本的な考え方は似ていた。


軽い作業なら速いモデル。


アイデア出し。


タイトル。


名前。


短い質問。


誤字チェック。


こういうものは高速モデルで十分。


少し考えてほしい作業なら中間。


プロット。


世界観。


キャラクター設定。


文章の推敲。


複数案の比較。


そして本気で考えてほしい時だけ上位設定。


長編全体の矛盾。


大量の設定資料。


伏線分析。


作品全体の批評。


複雑な構造の再設計。


ここでHighやOpusなどを使う。


つまり、


「一番高性能なモデルを常に使えばいい」


ではなかった。


これはちょっと意外だった。


最高性能があるなら、全部それでやればいいじゃん。


普通はそう思う。


でも遅くなる。


利用量も増える。


簡単な質問なのに必要以上に考え込むこともある。


AIが賢くなった結果、


「AIにどれだけ考えさせるか」


を人間が考えなければならなくなった。


なんだそれ。



小説を書くなら私はこうする



三者の回答を見た上で、今のところ私ならこう使う。


アイデア出し。


ChatGPTのInstantかGeminiのFlash系。


ここでは数を出す。


変な案でもいい。


むしろ変な案が欲しい。


世界観やプロット。


ChatGPTのMediumかClaude Sonnetの中から高。


複数の設定を同時に考えさせる。


長編の場合は、同じプロットを別のAIにも読ませてみる。


一方が見逃した問題を、もう一方が見つけることがある。


本文。


これは全部AIに丸投げするというより、自分で書いたものを一緒に直す。


ChatGPTでもClaudeでもいい。


同じ文章を両方に渡して、


「こっちの直し方の方が好き」


と選ぶのもありだ。


キャラクター画像。


ChatGPTかGemini。


文章だけで考えていたキャラクターを一度絵にすると、


「あれ? なんか違う」


が結構起きる。


それも設定を詰める材料になる。


そして批評。


ここは一つのAIだけに任せない。


ChatGPT。


Gemini。


Claude。


可能なら複数へ読ませる。


3つとも、


「この場面は分かりにくい」


と言ったなら、かなり怪しい。


逆に意見が割れたなら、


「ここは好みが分かれる部分なんだな」


と考えればいい。


最後に決めるのは作者である。



■ 100万トークンなら長編全部読ませられる?



Claudeについて調べていると、「100万トークン」という数字を見かけることがある。


長編を書いている人間としては、夢のある数字だ。


これならシリーズ全部読ませられるのでは? と思う。


ただし、ここにも罠があった。


通常のClaudeの有料チャットでは200K以上が基本。


100万トークンに対応するモデルもあるが、APIや一部の環境など条件が違う。


つまり、「Claudeを契約した。よし100万トークン使える!」ではない。


モデル名だけ見ていると、こういうところを勘違いする。


同じAIでも、


普通のチャット。


API。


企業向け。


開発者向け。


使う場所によって条件が違う。


モデルが増えただけでも面倒なのに、利用環境まで増えている。


もう誰か整理してくれ。


そのためのAIか。



■ 結局最後はモデル名を覚えるのはやめた



今回まとめていて思った。


モデル名、多すぎる。


GPT-5.6 Sol。


GPT-5.6 Luna。


GPT-6 Astra。


Gemini 3.8 Flash。


Gemini 3.1 Pro。


Claude Sonnet 5.5。


Claude Opus 5.5。


さらに推論レベルがある。


Instant。


Medium。


High。


Think。


Effort。


今後も絶対増える。


だったら、もう覚えるのは諦めだ。


私が覚えるのはこれくらいでいい。


速いやつ。


普通に考えるやつ。


本気で考えるやつ。


絵を作るやつ。


動画を作るやつ。




新しいモデルが出たら、その時またAIに聞けばいい。


「今、小説を書くならどれを使えばいい?」


AIのモデルを選ぶためにAIへ質問する。


なんだかよく分からない世界になってきた。


仕事も勉強も遊びも、AIを使える時代。


私の場合は小説を書いたり、ゲームを作ったり、画像を作ったり。


できることは確実に増えた。


その一方でモデルも機能も増え続けている。


今回の記事も、おそらくすぐ古くなる。


なので最後にもう一度だけ書いておく。


2026年9月30日時点。


数か月後に読んで、「そんなモデル、もう誰も使ってないよ」となっていても――。


それは私のせいではない。たぶんAIの進化が速すぎるせいである。

本日も、ご来館ありがとうございました。


終わっているようで終わらないAI話。


また機会があれば会いましょう。では、バイなら。

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