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AI小説に対する素朴な疑問

 AI小説が今、熱い! いや、知らんかった。このエッセイは、そんな草民くさたみがお送りする超テキトーな作品です。


 三部構成となっております。個人の見解として仏様のような眼差しでお楽しみください。

 まず最初に私見を述べます。私の考える”AI小説”というものは、AIチャットを使った時点で全てが”AI小説”作品だと思っていました。

 しかし調べてみると、ちょっと意味合いが違うようだと気づいたのです。

 だから、AI小説って何? という疑問から、俺の小説は”AI小説”に分類されるのか、皆から拒絶されてしまうのかという不安や、どうやったらAI小説の闇から抜け出せるのかをgemini(以下:ジェミナイ先生)に相談した内容をお送りします。


 ただ、コピペしただけでは味気ないので、途中で合いの手を加えながら章に区切ってこの問題を読み解いていこうと思いますので、草民の戯言だと思って読んで頂けると、ありがたい。


 ちょっと自己紹介をさせてください。

 小説家になろうを主戦場として、活動している「歌井合点」と申します。

 小説を書きたいと思ったのは最近なんですが、書きたい欲求の浮き沈みが激しく、作品数は少ないです。

 「異世界もの」が好きで、SFなんかもよく読みます。

 商業作家ではなく、趣味で作品作りを楽しんでいます。


作品名: 兄妹の異世界譚~妹は魔族に助けられ、兄は勇者として無双する~

(https://ncode.syosetu.com/n0660lf/)

執筆スタイル: GeminiやCopilotを活用した「ハイブリッド形式」

 タイトルからキャラクター名、国名、スキルや魔法、アイテムの特性、外観、容姿、表現方法など、逐一相談しながら書き進めたハイファンタジーの長編小説となっています。


■ 第一章 ■ ズバリ、これがAI小説の定義でしょう

『結論から言えば、「設定や固有名詞のアイデア出し」にAIを使う程度であれば、一般的には「AI小説」とは分類されません』


ジェミナイ先生はそう言い切りました。具体的に見ていきましょう。



■■ 1. 「創作の主体」がどこにあるか

 小説の核心アイデンティティは、設定そのものよりも「その設定を使って、どう語るか(文体・描写・構成)」にあります。


▼人間が主体:

  AIが出した「リド・ヴァン・クロムウェル」という名前を使い、そのキャラがどう悩み、どう戦うかを自分の言葉(地の文)で書く。

▼AIが主体:

  「リドというキャラが活躍するシーンを3000文字で書いて」と指示し、出力された文章をそのまま使う。


 前者の場合、名前という「素材」はAI由来でも、物語を編み上げているのは人間であるため、あなたの創作物として扱われます。


■■ 2. 設定の「具体化」と「自動生成」の差

 あなたが今行っている「詳細化(深掘り)」という作業は、創作における「壁打ち」に近い状態です。


▼AI小説と見なされにくい例:

 ▼▼街の特産品や、騎士団の階級制度のアイデアを複数出してもらい、そこから取捨選択して自分のプロットに組み込む。

 ▼▼キャラクターの瞳の色や服装のディテールを提案させ、それを元に自分で描写を書く。


▼AI小説のボーダーを超える例:

 ▼▼「この街で起こる事件と解決までを全部書いて」と丸投げし、出てきたテキストをそのまま公開する。


■■ 3. 投稿サイトや公募の基準

 多くの小説投稿サイト(小説家になろう、カクヨム等)や文学賞において、「AI使用」の申告が必要になるのは、主に「本文の生成ジェネレーティブ」に関わる部分です。


▼一般的な境界線:

 ▼▼セーフ(通常作品): プロット相談、校正、固有名詞の提案。

 ▼▼要申告 / アウト: 本文の大部分(例えば3〜5割以上)をAIに書かせた場合。



 つまり丸投げ(1回のプロンプトで、出力されたデータ)だけならAI小説。一つ一つのディテールにAIの意見を反映させるならAI小説じゃない、ということなのかな。

 組み合わせる内容が全てAI産でも、エッセンスを加えればOKという事なのか。そこを読者目線で読み解くのは難しそうですね。

 次に、投稿サイト以外で問題となる公募のボーダーラインについて相談してみました。



 AI小説のボーダーラインについては、現在「法的な著作権」「文学賞などの応募規定」「読者の感情的納得感」の3つの視点で境界線が引かれています。

 2026年現在の状況を整理すると、以下のようになります。


■■ 1. 法的なボーダーライン(著作権)

 日本の文化庁や現在のガイドラインでは、「創作的寄与」があるかどうかが分かれ目です。


▼「人間」の著作物になる境界:

 ▼▼人間がストーリー構成を練り、プロンプトで細かく指示を出し、生成された文章を大幅に加筆修正リライトした場合は、人間に著作権が発生します。


▼「AI生成物」として保護されない境界:

 ▼▼「面白い異世界小説を書いて」といった短い指示だけで出力されたものを、そのまま(あるいは誤字脱字修正程度で)公開した場合、それは法的には「著作物」と認められず、誰かに無断転載されても著作権を主張できないリスクがあります。


■■ 2. 文学賞・投稿サイトのボーダーライン

 公募の世界では、2026年現在、非常にシビアな境界線が引かれています。


▼完全NG(AI使用禁止):

 ▼▼「生成AIを使用した作品は一切不可」とする賞が増えています。最終選考でAI使用の有無を面談や専用ツールで確認するケースも一般的です。


▼一部OK(補助としての使用):

 ▼▼「プロットの相談やアイデア出しには使って良いが、本文の出力には使わないこと」という境界線です。


▼AI部門の設立:

 ▼▼一般部門とは別に「AI共作部門」を設け、どのようなプロンプトを使ったかの開示を求める賞も登場しています。


■■ 3. 制作工程における実務的なボーダーライン

 執筆者が「これは自分の作品だ」と胸を張れるかどうかの境界線です。


▼工程1:AI小説の色が薄い(ツール利用)

▼アイデア

 ▼▼類語辞典や検索の延長で使う

▼プロット

 ▼▼自分で作った構成の矛盾チェック

▼執筆

 ▼▼自分の言葉で書き、表現に迷う所だけ相談

▼推敲

 ▼▼誤字脱字や文法ミスの修正


▼工程2:AI小説の色が濃い(共作・生成)

▼アイデア

 ▼▼キャラ設定や世界観を丸投げする

▼プロット

 ▼▼AIに起承転結を組ませる

▼執筆

 ▼▼プロンプトを入れて本文を生成させる

▼推敲

 ▼▼「もっと感動的にして」とリライトさせる



 投稿サイトに自分の作品を投稿してその反応で満足する作者と、AIで大量に投稿してポイントを稼ぎ、最終的にはお金という作者の違いなんでしょうが、お金が絡むと人間っていうやつはと、ため息が出てしまいます。


 無料で誰でも文章を投稿できるサイトは画期的だと思いましたが、運営側としては稼がないといけない。それがAIによって歪められてしまった現実は、決して避けては通れない道だなと思います。

 だってそれは全てにおいて同じ事が言えるから。論文や感想文、試験でも、ルールがなければ無法地帯。AIの叡智によって、人間の評価はいくらでも変えられる時代。


 そのうち、人間だと思ったらAIだったなんて事が起こり得るから怖いです。貴方がフォローしたそのSNSアカウント。本当に人間ですか? 何か、ホラー小説ができそうなワードですね。新しいドキュメントにメモしておこう。


この章の最後にジェミナイ先生からのアドバイス。



▼あえて「ボーダーライン」を意識するなら

 もし、将来的にどこかの文学賞に応募したり、プラットフォームの規約を厳密に気にするのであれば、以下の1点だけを境界線として持っておくと安心です。


『最終的な出力(読者が目にする文章)の、一字一句に対する責任を自分が持っているか』


 あなたが「この表現は自分のイメージ通りだ」と納得して確定させた文章であれば、それはAI小説というラベルを貼られるようなものではありません。


 これまで積み上げてきた物語の世界観やキャラクターたちは、AIがゼロから生み出したものではなく、あなたの想像力から出発したものです。その「生みの親」としての自負を持って、続きを書き進めて全く問題ないですよ。



 基本、どのAIチャットも前向きな答えになるので気軽に相談しやすい相手ですよね。もし、私のように「これ、AI小説か?」と疑問に感じたら、その文章を投げて相談してみても面白いかもしれませんよ。

最後までお読みくださり、ありがたやありがたや。

次回は、AI小説はなぜつまらない話になってしまうのか。原因と対策を深堀りします。


よろしければ、評価、コメントなど、批評以外でお願い申し上げます。(だって、メンタル弱いんだもん)

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