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忙しい・・・超忙しい6日間がついに終わった。

何がオカシイって武術の授業が2倍になりました・・・。

数学とかの授業は据え置き・・・。

要するに自由時間が死滅。

お母さんに抗議しましたよ。

勉強は将来のためになるからとひと蹴りです。

一度28歳までなって勉強の大切さは主に給料という数字で返ってくるから実感してますよ。

けどね5歳児にやらせる内容では無い。

お母さんに言っても育児をした事が無いせいで匙加減がわかっていないようだった。

妙さん、頓田さん、団十郎先生に助けを求めたが首を振るばかり。

あ、クレア先生とアーシャ先生は言っても無駄だからパス。

何故皆んなが助けてくれないかと言うと・・・私の体が頑丈だからです。

昭和のスローガン、24時間働けますか?を地でいけてしまいそうな頑丈さです。

そんな社畜に勝てるくらいのハードスケジュールの私の休みが来たのです。

すみません、社畜には負けます話盛りました。私の人間関係は良いです。


今日私を遊びに連れて行ってくれる人はなんとアーシャ先生・・・話盛り上がらなさそ。

ファッションに飽きた私の服を見繕ってくれた妙さんに感謝しながらアーシャ先生を玄関で待つ。


「待った?」


無表情だが首を傾げる仕草が可愛いアーシャ先生を堪能する。


「いいえ、時間通りですよ。」


「じゃあ行こっか。」


玄関を出て門の所まで一緒に行くと。

大きい軍用車両っぽい物があった。

水陸両用で行くためかフロントガラスの上の方に排気口がついている。

今日は頓田さんの車でいかないと聞いていたがこれは山にでも行くのだろうか?


「乗って。」


アーシャ先生に持ち上げられ乗せられる。

これ多分成人女性でも乗るのに苦労するタイプ。

そんな車に一足で乗るアーシャ先生。


「出して。」


乗用車と違うエンジン音を聞きながらアーシャ先生の目的地に向かうようだ。


「どうして今日はアーシャ先生とお出かけなんですか?」


「この前クレアと私が話していた内容は覚えていますか?」


「はい。」


「クレアに言われたことをそのまま上司に伝えると真っ赤になって西の奴に絶対に負けるんじゃ無いぞって言われてこうなった。」


それは・・・そうなるだろうね。

アーシャ先生は何故そうなったかわからないような感じだった。


「ハゲって伝えたんです?」


「うん。」


「ハゲに対してだけ怒ってた?」


「ハゲが一番怒ってたけど話半分に適当に流しとけって所に少しだけ怒ってた。」


何とも言えない空気の中車が止まったようだ。


「着いた。降りる。」


車から抱っこされた状態で降りるとそこには見渡す限りの花に綺麗な川そして軍用車・・・・。

ミスマッチじゃないっと車を見ているとアーシャ先生が運転席を覗き込み運転手に車を移動させるように言ったようで直ぐに車が見えなくなった。


「綺麗でしょ。」


「はい。」


アーシャ先生には悪いが一度来た事がある為あまり感動がない。

あとここは有名なデートスポットで美人のアーシャ先生がいると・・・。


「綺麗でしょ。」


花を一輪だけ摘み笑いかけてくる。

無表情なのでわかりずらいが。

そんなアーシャ先生をデート中の男が見惚れていると。

あ、彼女にぶたれたり怒られたり置いて帰られたりしてる。

幼女が一緒にいてお互い外国人の見た目をしているから親子と思われているようでナンパなどされていないが周りが別の意味で迷惑してそうだ。


「はい。」


アーシャ先生が私の耳の上に花を挿す。

そして肩車をしてくれてクルクル回ってくれる。

そこまでされると楽しくなってきて両手を広げ笑い合う。

気がつくとさっきまで喧嘩をしていたカップルの女性がこちらにスマホのカメラを向け優しくそうに微笑んでいた・・・彼氏を放置して。

恥ずかしくなったがアーシャ先生は気にしないようで肩車をしたまま花畑を一周してくれた。


「そろそろ帰ろうか。」


「うん。」


アーシャ先生と手を繋ぎ車に向かう。

車を見てそうだったこの車に乗ってきたんだと現実に引き戻されたような気がする。

行きと一緒でアーシャ先生に車に入れられ出発する。


「楽しかった?」


「うん。」


アーシャ先生に挿して貰った花を見てニコニコして・・・。

あれ?私ってここまで花好きだった?

どちらかと言うと花より団子だったような。

もしかして体に精神引っ張られてる?

まぁ楽しいからいいや。

考えたところでどうにもならないしどうにもできない。

悩むより楽しもう。


「着いた。」


「?」


家に着くにはまだ早い中アーシャ先生が着いたと言う。

これは前と同じパターンかなと思い降りてみるとそこは病院ではなく夜景が一望できる海岸だった。


「綺麗?」


「うん。」


綺麗だがここも来た事がある。

またデートスポットで有名な場所だ。

花畑でおきたカップルクラッシャー的なことは起きていない。

何故なら流石に夜間だからかどうかはわからないが黒服のマッチョが周りにいる。

ボディガードなのだろうが景観の邪魔である。

周りのカップルも同じ気持ちのようで美人のアーシャ先生より大量の黒服マッチョに目が奪われるようでマッチョを見ながら離れていく。


「アーシャ先生一つ質問。」


「何?」


「遊ぶ行き先考えた人誰?」


「上司。」


「もしかしてその上司って今女の人と仲良くなろうとしてる?」


「そうなの?」


驚いたような雰囲気をアーシャ先生はだしているが幼児を遊ばす場所にデートスポットはダメでしょ。

クレア先生が言ってた意味が少しだけわかる気がする。


「『俺が日本で知っている場所で最高のところを教えてやる。』っていってた。」


それってアーシャ先生が狙われてるんじゃ。

アーシャ先生は気がついていないのだろうか?


「アーシャ先生は上司好き?」


「尊敬はしてるけど嫌い。油いっぱい。」


上司南無三。

アーシャ先生も女性なだけあってキツイ。

運転手の人が声を押し殺し笑っている。


家に着いた頃にはウトウトしていたらしく妙さんに抱っこされ寝かされる。


「おやすみ。」


「おやすみなさい。」


さぁ明日からも地獄の日々の始まりだ。

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