game 22:パッチワーク:冬の贈り物 ボードゲーム紹介
こんにちは、角八降です。
今日紹介するのは、可愛い本格派二人対戦ゲーム『パッチワーク』。そのデザイン違いバージョンの『パッチワーク:冬の贈り物』です。
もともとの『パッチワーク』は可愛い見た目でバチバチの二人対戦ゲームです。端切れ布で自分のボードを埋めること、端切れ布の購入にボタンが必要になること、ボードの状態によって手に入るボタンが増えること、購入のためのボタンがそのまま得点になること、それから相手の動きと盤面が絶妙に噛み合った、完成度の高いゲームです。
特にパッチワークというテーマとゲーム性が密接に噛み合っているところが素晴らしいです。本当に、全てのバランスが絶妙なんですよね。素晴らしい完成度の高いゲームだと思います。あ、完成度高いって二回も言っちゃった。
ゲームが終わった後に出来上がる自分のキルトボードを眺めるのも楽しくて、思わず写真に撮って共有したくなる見た目も良いですよね。
今回紹介する『パッチワーク:冬の贈り物』は、そのデザインだけが違うバージョンです。
デザインが違うなら、元の『パッチワーク』を持っていれば不要というのは全くその通りなのですが、それでもデザインの力はすごいなと思います。
端切れ布のタイルがどれもクリスマスらしく華やかで可愛くなっています。もちろん、もともとの『パッチワーク』でも可愛いのですが、どちらかと言えば落ち着いた色合いが多かったこともあって、『冬の贈り物』は一層楽しげな雰囲気に仕上がっています。
プレイヤーカラーも金と銀、現在位置を示す駒も赤いクリスマスツリーの形、ボタンは華やかな黄色。
さらには、一マスのタイルが青い包み紙に金のリボンのプレゼントボックスになっています。この一マスのタイル、元の『パッチワーク』だと濃い茶色というかほとんど黒の一マスなので、ここが一番大きい違いかもしれません。
これから『パッチワーク』を買うなら、ぜひ二つを見比べてデザインで好きな方を選ぶのが良いと思います。個人的には一マスタイルのプレゼントボックスの見た目だけで『冬の贈り物』を選ぶ理由はあると思います。
ゲーム自体は運の要素が少なく、また情報は全てオープンで秘匿情報がないので、先が読める人、遊び慣れた人、上手い人が勝ちやすくなっています。
なので実力差がある人と遊ぶと、かなり一方的な展開になることもあります。
俺は最初に遊んだときに最終得点がマイナス点になって、悔しくなるより先にびっくりして笑ってしまいました。相手の人がかなり上手な人だったせいもあるのですけど。
それ以来、何度か遊んでいるんですけど、俺にとってはなかなかまともに勝てないゲームです。面白い良いゲームなんですけど。
その分、やり込み甲斐があるゲームだと思います。遊べば遊ぶほど強くなるゲームというか、遊ぶたびにどう考えたら良いかがわかっていくというか、そんな気がします。
スマホアプリもあります。
PC相手に一人で遊ぶこともできるので、それこそ強くなりたい人はぜひ。
PCの強さも超イージーから超ハードまで五段階。俺はハードなら勝てたり勝てなかったり、くらいです。超ハード相手はなすすべもなくやられます。もっと強くならないといけないですね。
ローカル対戦でスマホを渡し合うことで二人対戦もできますし、ネット対戦もできます。
デザインもいくつか変えることができるみたいです。有料のデザインも販売されています。アプリも見た目がとても可愛くできているので、気になっている方はまずアプリで試してみるのも良いかもしれません。
そんな『パッチワーク』ですが、『冬の贈り物』にはもう一つ、元のバージョンにはないおまけが付いてきます。それがパッチワークの端切れ布の形のクッキー型です。
ドイツではファミリーゲームとして販売されているからでしょうか。こういうところも面白いですよね。
とはいえ正直、ボードゲームを遊ぶときにクッキー型が出てきても使い道はないんですけど。
このクッキー型をどのくらいの人が実際に使っているかはわかりません。これでジンジャークッキーを作ってみるのも面白いかもと思います。
『パッチワーク』
・プレイ人数: 2人
・参考年齢: 8歳以上
・プレイ時間: 約30分
『パッチワーク:冬の贈り物』
・プレイ人数: 2人
・参考年齢: 8歳以上
・プレイ時間: 約30分
・特別付録: クッキー型付き!




