game 18:ポーション・エクスプロージョン ゲーム紹介
こんにちは。大須伊佳瑠です。だいたいなんでも遊ぶ雑食ボードゲーマーです。相席よろしくお願いします。その際はお気軽にいかと呼んでください。
さて、今日紹介するボドゲは『ポーション・エクスプロージョン』です。
ポーション──魔法薬を作成するために、抽出器から転がり出てくる材料玉を集めるゲーム。同じ色の材料玉がぶつかるとエクスプロージョン──爆発が起こって、ぶつかった材料玉も手に入る。そんな爆発が連鎖をすると手に入る材料玉も増えるし、単純に楽しい。
そして魔法薬が完成すれば、その効果も使って、また新しい魔法薬をどんどん作成することができる。
そんな連鎖が楽しいゲームです。
このゲームの面白さは、何よりも材料玉であるビー玉の存在でしょう。
抽出器の箱の中にビー玉を入れると、そのビー玉が転がり出てくる。材料の獲得は実際にそのビー玉を選んで取ること。そして空いたスペースにビー玉が転がってきて起きる爆発。
そうやって獲得したビー玉は、魔法薬タイルの上に窪みがあるので、同じ色の窪みに置くことになります。魔法薬タイルの窪みが全部埋まれば見事完成! というわかりやすさ。
抽出器からビー玉が転がり出てくる楽しさ、そのビー玉を自分の手で取ったり置いたりする楽しさ、爆発の連鎖、魔法薬の見た目のわかりやすさ、それらがとてもよくできたゲームです。
あ、初版では抽出器は厚紙製でしたが、第二版ではプラスチックになってより遊びやすくなっています。今から購入するなら第二版がおすすめです。
またこのゲーム、公式のアプリも販売されていて、ネット対戦も可能になっています。
このゲームは自分の手で触って操作したりとか、物理で遊ぶ手触りが楽しい、と個人的には思っているのですが、集まらなくても遊べるというのはこのゲームに限らずとても便利です。
それに、入り口や選択肢がたくさんあるというのは、とても良いことだとも思っています。
それだけではありません。どの材料を選ぶか、どの魔法薬を完成させるか、どうやって点数を積み重ねるか。このゲームは見た目や手触りだけでなく、そういった部分もきちんと面白いゲームなので、画面上だけでもゲームの面白さはきちんと感じられると思います。
あとは、アプリだとCPU対戦モードがあるので、一人でも遊ぶことが可能です。そうやってゲームの雰囲気を知ることができるのも良いところ。
それでもやっぱり、抽出器を転がるビー玉は実物が楽しいですね。
一回のプレイ時間がだいたい三十分くらいなので手軽に遊べて、繰り返し遊ぶのも楽しいゲームです。置いてあるボドゲカフェも多いんじゃないかな。
いろんな意味で遊びやすいゲームだと思います。
機会があれば、ぜひ実物で遊んでみてください。
『ポーション・エクスプロージョン』
・プレイ人数: 2〜4人
・参考年齢: 14歳以上
・プレイ時間: 30〜40分




