36話 エントリーの仕方
40話~に分岐アリ
私でした!
えっ?何がって?
抱き枕にされてた方がですよ。
まぁ、昨日、一昨日とリッカちゃんだったので当然ですね。
抱き枕にされていては仕方ないのでこのまま二度寝します。
「お兄様、起きてください」ゆっさゆっさ
…このうさぎさんは空気が読めませんね?
「それで…お兄様、朝食の前にお話がありますわ、昨日の夜お父様とお話したのですが、魔法を使える用になる為に私が宿に泊まるのが許可されましたわ、これで心置きなく魔力の強化ができますわ!それでさっそく始めて頂きたいのですが…。」
「うん、まず朝ごはんにしようね。」
「私、お腹すいたー」
「うぐぅ…分かりましたわ…。」
「それではお兄様、朝ごはんも食べましたのでさっそく…」
「今始めたら今日もここに泊まる事になっちゃうからまず宿を取ろうね」
「うぐぅ…」
「さぁ、お兄様!宿も取りましたのでさっそく…」
「アリスはどうする?少なくとも3日は暇になると思うけど?」
「えっ3日も!うーん、じゃあギルドの依頼でも受けようかな…」
「夜営もするならテントやら毛布やら全部渡すけど?」
「夜営するかは依頼を見てから決めますね、もし帰って来なくても心配しないでください」
「強さに置いては心配してないけど…悪い大人に騙されないかどうかが心配かな…飴玉に釣られてホイホイ付いていきそう。」
「ぶー、そんなに簡単に付いていかないもん!」
「はいはい、気をつけてね」
「うん!いってきまーす」
「いってらっしゃーい」
「さて、じゃぁリッカちゃん、始めようか」
私は宿を後にしてギルドへと向かいます
一応夜営の道具は全部預かってきましたが夜営はしない予定です、お兄ちゃんと寝れなくなっちゃいますからね。
そんなこんなでギルドに到着です、割と近いんですね。
さっそくボードを見ます、猫探しがいっぱいありますが王都は広いので今回は遠慮しておきます。猫さんごめんなさい
護衛依頼もたくさんありますが3日じゃ帰ってこれないしある程度の人数も必要みたいです。
となると、私に合う依頼はやはり採集や討伐でしょうかね?アイテムボックスは素晴らしいです。
ん?横の方に赤い文字で何か書いてありますね
『オーク等食用肉 高価買い取り中!!』
なんとタイムリーな!テンプレは侮れませんね?
とりあえず王都に来る時に倒した犬のような物を売る事にします…でも、食べれるのでしょうか?
「すいません、肉の高価買い取りっての見たんですけどこれは買い取りできますか?」
私は犬のような物を出します
「えっ、アイテムボックス? はっ失礼しました、青オオカミですね、もちろん買い取り致しますよ」
「ありがとうございます。それで、なんで肉が高価買い取りされてるんですか?」
「王都の近くは安全なのですが代わりに食料となる魔物が少ないんですよ、それと単純に人口が多いので需要が大きいのもありますね」
「そうなんですね」
「はい、だから年に2回冒険者の方が狩ったオークの大きさや数を競うお祭りがあるんですよ、最優秀賞は取れたオークの買い取り価格が5倍になるんですよ」
「おお、それはいつやるんですか?」
「狩りは明日からの2日間、終わるのは肉がなくなるまでです」
かなりタイムリーですね
「誰でも参加できるんですか?」
「冒険者であれば誰でも参加できますよ、但し参加費用は銀貨2枚です」
「タダじゃないんですね…」
「参加費で買い取り価格の一部を補っているのでタダではありません、無駄に参加者を増やし過ぎないようにする意味もあります。」
「そうなんですね、じゃぁこれでお願いします」
そう言って銀貨2枚を渡す私
「…残念ですが登録は冒険者の方のみとなりますので…」
「あぁ、すいません、これも必要なんでしたね、はい。」
ギルドカードを見せるのを忘れてました
「えっ、…Bランク。」
「はい、Bランクです」
「はぁ、だからアイテムボックスが使えるんですね…」
「まぁ、そんな所です、それでお祭りの詳細を教えて欲しいんですが…」
そして、教えて貰った詳細は…
登録はパーティー単位でできる。
馬車とか荷車とかなんでもOK。
方のパーティーの獲物は横取りしない。(危険でも揉める場合があるので基本的に助けない)
2日間の合計のオークの重さで勝敗を決める。
魔石を調べれば狩った日が分かるので今日狩っても意味がない。(森等に移動して待機している分には構わない)
「つまり…たくさん狩って持ってこいって事ですね!」
ちなみに私のエントリーナンバーは22番でした
少なくとも他に21組はいるみたいです。
とりあえず、お兄ちゃんに報告しないとですね!
私は急いで宿に戻ります。
お部屋ではリッカちゃんが苦しそうに寝ています!?
「リッカちゃんどうしたんですか?大丈夫ですか!?」
「い………………。」
返事がない、ただ事ではないリッカちゃんのようだ…。
「アリスどうしたの?いい依頼なかった?」
リッカちゃんは置いといて、私はお祭りの事を説明します
「その、お祭りに参加する報告の為にわざわざ戻ってきたの?」
「いえ、お兄ちゃんの使っている探知の魔法を教えて貰おうと思って…」
「なるほど、つまりずるを教えろって?」
「いや…そんなつもりは…。」
「なんでもOKなんでしょ?なら教えない訳ないじゃん!」
やっぱりお兄ちゃんは優しいです!
「じゃぁここ座って」
「えへへ、お膝久しぶりです」
「そうだっけ?」
「そうですよ」
「どう?分かった?」
「もう、ばっちりです!」
こんな会話の途中で終わるくらい簡単な魔法でした。
「じゃぁ、いってきまーす」
「負けたら許さないからな~」
……マジか!?
現在50話を執筆中
多少の書き直しはあれど期限内の10万字は大丈夫そうです




