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異世界がピンチらしいので元大学生理学部が救ってみる。~化学で世界を救うなんて?!~  作者: タルト


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No.4初体験!

こんにちは。タルトです。

この作品に出合っていただいて、そして読もうと考えてくださってありがとうございます。

いい作品に出合えたと思ってもらえるよう頑張って書いたつもりです。楽しんでいってください。

 こんにちは。僕はサトシ!今は小窓から鳥を見ています。気持ちよさそうに飛ぶなあ。うん。やっぱり鳥と言ったら自由の象徴だね!いやー異世界は最高だね!




 「で?君はどこから来たの?親は?職業は?と、言うか、なんで森で火を使ったの?」

 「すみませんでしたぁああああああ!!!!!!!」

 私、田中 智。ただいま人生初の事情聴取をされています!!!!!!



 どうやらこの世界では森で火を使ってはいけないらしい。そう、昨日僕は水を浄化するために長い間火を起こしていたのだ。いやあ、悪いかね。だって宿屋じゃできないだろ?しょうがなくね?ていうか言われてないし。いや、というか薬草取のクエストのお姉さんが言えばよくね。いやいや、というか看板作れって。「火気厳禁」って書いて火のイラストにばってんでもつけとけばいいじゃん。


 「ねえ。答えてよ。とりあえずカードは最近作ったらしいけどその前は何してたの?」

 と、適当な思考をしていると警官から話しかけられた。

 もうどうにでもなーれ!正直に日本から来て異世界転生したことを言ってみるか。

 「えっと。以前はにほ──」

 「──ばかもぉおおおおおおん!!!!!!!何言おうとしてるのじゃ!!!!!!」



 …………


 「よっ。メーティス。元気だったかよ?」


 「馬鹿なのか?貴様。どう考えれば異世界転移を話そうという気になるのじゃ?」

 「いや、話しちゃダメなんて言われてないし。というか日本に帰せよ。いや、チートよこせよ。」


 「貴様…。帰してほしいと言いながら、この世界でウハウハしようとしてないか?」

 「いや違う、それはどうでもいいのじゃ。いいか?貴様が異世界人であることは話してはダメじゃ。というか良い訳がなかろうが。」


 「はいはい。っていうか、ここどこなん?取調室だったはずなんだけど。」


 「貴様本当にわかっているのか?まあ良い。ここは我の書斎じゃ。貴様が変なことを言おうとしていたから引っ張ってきた。下界の時間は停止しているから問題はないぞ?」

 ふふんとばかりに胸を張っている。はいはい。かみさますごいですね。



 「というかさ、メーティス。なんで僕が日本から来たって言おうとしたの分かったの?暇だからずっとみてたの?もしかして神様って暇なの?」

 「なめるなよ。凡愚。貴様などとは違い我は忙しいのじゃぁああああああああ!!!!!」




 「──?以前はどこに居たって?」

 ああ、どうやらキレたメーティスはさっさと僕を書斎から追い出したらしい。キレてたな。今度茶菓子でも持ってって謝ろう。行き方は分からないけど。

 「えーっと。そうですね。ここから遠く離れた東の島国から来ました。」

 「ふーん。東の島国ねえ。親は?」

 「親元を離れてきました。やはり親の近くにいると甘えてしまうので。自分を律するためにも離れてきました。」

 嘘は、嘘は言っていない。

 「ふーん。森で火を扱っていけないことって習わなかったの?」

 「……」

 聞き方的にこの世界では森での火気は厳禁っぽいなあ。いや、日本でも一緒か。キャンプでも基本的に土の上じゃないとだめだし。まあそしたら僕が悪いのかなあ。



 「えっとですね。その、初めて魔法札を買ったので、使ってみたくて…。反省してます。」

 「ふーー。そっか。まあ、うん。初犯だし。まだ若いし。うん。見逃そうか。」

 「ありがとうございますっ!!!!!」

 適当だなあ。おい。動機が魔法札への興味って。結構無茶な理由だぞ?



 ともかく、僕の人生初の事情聴取は終わった。



 空が青い!!!


皆様が読んだ感想を教えてくださると嬉しいです。

ダメだしや、誤字脱字などでも、教えてくださいね。


皆様の感想は全て読ませて頂き、今後に活かしたいと思います。

ここまで読んでくださった皆さん本当にありがとうございました。

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