英雄復活
初投稿になります。拙い文章にはなりますが、是非温かい目で見ていただければ幸いです。頑張ります。
「...やっと出られるな。」
俺の名はアルベルト・ヴァルハン。
数多の強力なモンスターを討伐し、最強の冒険者と言われた男だ。
そして俺は今亜空間に閉じ込められている。
何故そうなっているのか説明しよう。
俺は冒険者として暮らしていた中、生活の拠点としていた国、クラール王国から依頼を受けた。
依頼の内容は「13柱の魔王、及び魔神ナラクの討伐。」
ここで少し魔王と魔神について簡単な説明をしようと思う。
古文書と絶命する前に魔神が話した情報を元に説明しよう。
古文書では、魔神とは神王ラウラと対を為す存在で、世界の創造と共に生まれたと言われている。
悪そのもので、世界を滅ぼそうとしていると言われている。
そして魔王とは種族を問わず、魔神に力を与えられた存在のことである。
そして魔神の話によると、遥か昔に神王ラウラと戦い、死闘の末倒される際に13体の強い悪意や欲望を抱く者に、13に分割した全ての力をそれぞれに分け与え、自分は亜空間に隠れ、神王ラウラに肉体を消滅されるのを回避したのだという。
それと同時に分け与えた力が、数多の生物を殺し、魂を吸収することによって増幅し、魔王が死んだ際には自らに還元するように仕組んだ。
そうすることで魔王を殺せば自らが復活することができるし、殺さなければ魔王は暴れ続け、いずれ世界を滅ぼす。
どちらに転んでも世界の滅亡という欲望を満たすことができると奴は言っていた。
ただ復活の方には少々問題があり、与えた力が還元され、自らの元に戻ってくるには全ての魔王を倒される必要があり、さらに十三年経つと魔王は復活してしまい、力が還元されない為、非常に短い期間で全ての魔王を倒されなければならなかった。
魔王は強力で、俺も全ての魔王の討伐には苦労した。
話は逸れたが俺は依頼を引き受け13柱の魔王を討伐し、それにより出現した魔神ナラクと、奴が復活した亜空間で死闘を繰り広げた。
七日間に渡る長い戦いの末、俺は魔神にトドメを刺した。
しかしナラクは絶命する直前亜空間に強力な結界をかけ、さらには俺に不老の呪いをかけ閉じ込めた。
「ここで永久に囚われ、絶望の末に朽ち果てろ! ハハハハ‼︎」
そうして奴は俺をこの亜空間に閉じ込め、笑いながら死んでいった。
そこから数ヶ月間は地獄だった。
いくら攻撃を当ててもびくともしない。
空間魔術も移動系スキルも使えない。
何をしても無駄だった、もう諦めて死ぬことを選ぼうとした時もあった。
だがある時結界に小さな傷が付いていることに気が付いた。
絶望に光が差した。
そこから俺は昼夜問わず毎日結界を攻撃し続けた。
そして今あと一撃で結界が壊れるところまで来た。
「長かったな...。」
そして俺は大剣を全力で結界に突き刺した。
すると結界はバリバリと音を立て始め、崩れていった。
そして俺は現世への復活を果たした。
色んな作家様の書き方を参考にしているけど、改行を頻繁にするとかけることが少なくて大変だなぁ。




