第86話 ◇現地説明会 Part2◇ 01/20
2021/11/29 避難先の演習場を分けていましたが、統一しましたので一部修正しました。
◇現地説明会 Part2◇ 01/20
様々な質問に答え、飛んでくるヤジを無視して現地説明会が終わったので、これからについて説明を始めようとしたら
「北海道議員の小淵です。貴方には聞きたいことがあります。中国人や韓国人などの外国籍の方たちの避難が進んでいませんが、どうなっているんですか。」
「ごめんねぇ、避難所は俺個人が、勝手に運営しているもんなんで、C国人やK国人を入れるつもりはないし、あんたみたいに日本国民に背を向けた瘴気まみれな奴は、相手にしないからそこどいてくれる。」
と言って無視することに決めた。ギャースカ騒いでいるが、一切無視だ。
「昨年末の話だって、そんなことを政府が、発表した事実はありません。皆さん騙されないでください。」
と横から騒ぎ立てるのが居るので、黙らせることにした。
「あんたには聞こえなかっただろうが、日本人で善良な人には、しっかりと声が届いているんだ。届いていない奴らは、人に対して悪意を持っているから聞こえないだけだ。あんたに届かなかったのも、悪意まみれで汚い人間だから聞こえなかっただけだ。
本当にこれ以降は、声が聞こえなかった人は、相手にするだけ時間の無駄ですから相手にしません。あんたがここに居ても邪魔なだけなんで、ここからどいてくれ。どかないなら物理的に排除するからな!」
「皆さーん。この人が言った言葉が聞こえましたか、この人は耳障りの良い事を言って皆さんを騙そうとしています。私に追及されると困るんで、暴力を振るおうとしています。皆さんは私が守りますからついてきてください。」
本当に面倒臭い奴だ。どうしてくれようか。
そうだ!こいつの考えていることを【思考分析】で読み取って【思念伝達】で、公開してやろう。
(馬鹿な一般人なんて、私にひれ伏して私の指示通りに動いていればいいんだから、横入りして来たこんな奴に連れていかれたら私の取り巻きしか残らないじゃないの、そんなんじゃ楽しい生活が台無しだわ。
ほうら、私の美貌と声に騙されて私の奴隷になりなさい。これから私は、北海道の女帝になる!!。)
本当に救いようのない悪意満載なのが、丸わかりの思考をありがとさん。
【思念伝達】が届かない瘴気まみれの人間は、嬉しそうに見ているが、聞こえた人たちからは、蔑むような目で見ており明らかに集まった人の中に温度差がある状態になった。
並んでいた自衛隊幹部にも当然、【思念伝達】は届いているので、この女が救いようがない事を理解してもらったと思う。
「十三櫻さん。排除してもらって良いですか。」
「かしこまりました。警務隊いるか。この女を逮捕して隊舎内の個室に監視付きで隔離するように。」
「はい。」
と言って隊員さんが、キビキビと排除してくれた。
小淵さんを解放しろとか、嘘をつくなとか、瘴気人間達のヤジが飛び交うのを無視して説明を進めていくのだった。
「皆さんの今後についてですが、自衛隊を始めとする善良な方たちには、明日、一日しっかりと自分の意思を確認して、避難するという意思を固めた方や、避難所を確認したいという方は、明後日の午後3時、15時にこの場所にお集まりください。
当然ですが、避難する権利を持たない方は、連れて行きませんし無視します。
残念ですが、御家族内でも声が聞こえる人と聞こえない人が、出たとしても避難所に入れるのは、善良な人だけですから、よく話し合って、最後は自分の意志で決断してください。
万が一、混ざろうとしても声が聞こえなかった人は、はじき出されて恥をかきたくなかったら悪あがきしないでください。
これは、避難所に居る何百万人の安全を守るために決めた事ですから一切、変更の余地はありません。
ここに残る人達には、魑魅魍魎が入れないよう周囲に防護壁を築き、奴らを見ることが出来る眼鏡や奴らを殺せる弾薬その他、提供可能な必要最低限の物資も提供しますので、地上で頑張ってください。
それでは、明後日の午前3時にお会いしましょう。」
とまとめてから、3人で札幌避難所に戻って来た。
「お二人とも、お疲れさまでした。」
「「おつかれさまでした。」」
「久久能さん、どう思います。」
「どうと言われても、困るのですが、自衛隊の方に瘴気持ちが少なかったのは、良かったのですが、その他はかなり、瘴気持ちが多かったですね。そんな瘴気持ちをひと固まりにして良かったのでしょうか?」
「確かに、自衛隊以外の瘴気持ちが多かったですね。」
「多かったって言うよりも、迷彩服以外は、瘴気持ち比率が6:4くらいだったよね。」
「そうでしたね。4割の人と自衛隊の人がどう判断するかですね。久久能さん、札幌避難所に移転させた大学病院ですが、どうですか?」
「はい、鹿島基地から医師や看護師と病院職員を応援で送ってもらったので、問題ありません。」
「そうすると、新しい避難民の健康診断に問題はありませんか?」
「932床のベットは、がら空きなんですが、それでは足りないと思いますので、鹿島基地他の病院にも応援をお願いしたいところですね。」
「わかりました。鹿島基地と各避難所の病院には、北海道避難民の健康診断受け入れを打診します。」
「よろしくお願いします。」
「その後の家とかは、大丈夫ですか?」
「大丈夫だと思いますが、自衛隊員は、やっぱり鹿島基地ですか?」
「そうなりますが、戦いたくないという方は、避難所に残ってもらう予定です。」
「そうですよね。戦いたくないのに無理やり戦わせるのは、間違っていると思いますから。」
「そう言えば多紀理さんは、なんでお付き合いいただいたんですか?」
「別に。強いて言えば、暇つぶしですかね。」
「そうなんですか。」
「そうなんです!!」
「わかりました。今日はありがとうございました。私はこの後、少し時間があるので、演習場の周囲に壁を作ってきますので、ここで失礼しますね。明後日もよろしかったら、お二人ともご一緒しましょう。」
と断ってから矢臼別演習場にやって来て防護壁を作り始めた。
防護壁は、最外部に鋼板10mmを張り付けて、高さ20m、幅5mで、上部から攻撃が可能になっており、昇降には、壁の内壁に77段の階段を取り付けてある。出入りには、東西南北に間口が6mで、外に向けて両開きになっている厚さ10cmの鋼鉄製扉まで奢ってやったので、十分だろう。
明日、使えない武器弾薬と入れ替える形で属性付与した武器弾薬を提供してしまえば、明後日の避難開始を待つだけだ。
面倒になったので、鹿島基地には戻らず直行・直帰で原宿避難所の[ハウス]に戻ることにした。
あとは、風呂に入ってビールを飲んで寝るだけだ。




