第29話 ◇清算と言う名の追加契約◇ 08/29
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2021/7/21に第20話 ◇ベクレルクリーナー(2)◇ 08/21
石炭火力発電所の買取方法や清算方法など修正しております。
◇清算と言う名の追加契約◇ 08/29
東響電力東京本社会議室 12時
モチヅキ役員、クボキ部長、タムラ室長、カナイ君が会議机を挟んで座っています。
「早矢刺社長
今回の譜久島第一・第二原発の廃炉及び放射性廃棄物の処理に関して大変ありがとうございました。
会社を代表して御礼申し上げます。」
「モチヅキ役員
こちらこそ作業に当たって様々なご協力をいただきありがとうございました。」
「早速ですが、お約束の昼食をご用意しました。
京都の老舗の出店である銀座吉調のお祝い松花堂弁当です。」
と会議机の上に置いてある漆塗りの箱を紹介してくれると、店の人なのだろうか白い割烹着を着た女性が、ご飯とお吸い物を配膳してくれた。
ふたを開けると大きく四つに仕切られて内の2つが半分に仕切られて、おいしそうな食材が綺麗に並べれれていて食欲をそそる。
モチヅキさんが
「これは、おいしそうだ。
早矢刺社長、どうぞお召し上がりください。」
と勧めてくれたので、早速箸を付けて頂くことにした。
流石は、京都老舗の味だけあってとってもおいしく頂きました。
食べ終わった器をお店の人が下げて、残ったのはいつもの面々だけになった。
食後のお茶をいただきながら出てきたのは、昨日の【鬼動】についてだった。
「早矢刺社長、昨日は一瞬で本社まで帰ってこられるなんて、とてつもない」貴重な体験でしたよ。
あの力を使っているから早矢刺社長はいつも神出鬼没なんですね。
羨ましいです。
あの力って私でも使えるようになりませんか?早矢刺社長はどうして使えるようになったんですか?」
とタムラ室長にとんでもない質問をされてしまった。
今の時点で鬼神王の力や”大災厄”の話をすることは出来ないので、どうしたものか。
「恐らくですが、皆さんが使えるようになることは難しいと思いますよ。
私も今年になっていきなり使えるようになっただけなんで、よくわからないんですよ。
雰囲気でいうと何かがインストールされて機能拡張された感じですかね。」
と胡麻化したらそんなに欲していたわけでもなかったようで、
「そうなんですね。」
と意外にもあっさりこの話は終わりになったので、本来の話の戻すことにした。
「それでは、モチヅキ役員こちらの希望をご説明します。
今回の処理費用について、私が本当に欲しいものは、以前にもお話ししたように今後廃止されていく石炭火力発電所の内、大型の発電所を譲っていただきたいのです、買取費用に関しては、1基2000億円で如何でしょう。
買い取らせていただく発電所は、私の方で一切合切作業しますので、御社側で何かしていただく必要はございません。
発電所があったところは、更地にしてお返しします。
如何でしょうか。」
「石炭火力発電所ですか。
確かに今後、廃炉にしていかないといけないのですが、私ども東響電力では、大型の石炭火力発電所を所有していないのですが・・・。」
東響電力が大型石炭火力発電所を持っていない!!それは盲点だった。
「そうなんですか。
そうなると、物納と言うお話は難しいですね。」
「いやいや、早まらないでください。
東響電力にはありませんが、出資している日本エネルギー新時代という会社であれば、100万kWの石炭火力発電所を4基と70万kWを3基持っています。
それに、他の地域を担当している電力会社から今回の原子炉廃炉に関して、自分たちの所有する廃炉予定の原子力発電所も処分できないか?と私のところに相談が来ていますので、その辺の処理作業もしていただけるなら、原町の100万kw2基、浜田の100万kW1基、松浦の100万kW1基、舞鶴の90万kW2基なども含めれば100万kw8基に90万kWが2基に70万kW3基で合計13基までならご用意可能なんですよ。
他の原子炉廃炉も含めてご検討いただけないでしょうか。」
そうか、予想通り他の電力会社の原子炉処分も出てきましたか・・・
避難所の発電設備に火力は、電気も熱も温水も利用できるから欲しいんだよな。
買取予算も足りてないし背に腹は代えられない。
「そういう事なら、追加の原子炉廃炉も引き受けましょう。
その代わり13基の石炭火力発電所は、私が頂くという事でよろしいですか?」
「各社からは、すでに内諾貰っているので、あとは詳細を詰めるだけですのでご安心ください。」
とりあえず13基あれば、各避難所に1基ずつ設置して8基で予備が5基あればいつでも増やすこともできるから十分だろう。
「それで、追加の原子炉の廃炉ですが、何カ所で何基あるのでしょうか?」
「はい、島根に1基、観浜に2基、多飯に2基、厳海に2基、居方に2基、尾奈川に1基で合計6カ所10基になります。
それともう一つお願いしたいのが、鹿ケ所村と東開村で保管している高レベルと低レベルの放射性廃棄物の処理になります。」
そうなると現在、1兆1722億で1,000億円は貰っているので、残金が1兆0722億で、13基分で2兆6千億円とすると不足分が1兆5278億だな。
原発処理が10基で1兆として6000億円で廃棄物処理にすれば良いか。
「わかりました。
費用としては、原子炉建屋10基で1兆円、鹿ケ所村と東開村の廃棄物処理として6000億円では、如何でしょう。
その代わり個別の契約だと面倒なので、モチヅキさんの所を窓口として一括で契約としてください。」
「クボキ部長、我々が他社の窓口となって契約することは、可能だよな?」
「それについては、各社の法務部門と話していない現段階では、なんともお答えのしようがございません。
大至急、各社の法務担当と調整して来週中には、良いお返事が出来るように体制を整えますので、お時間をいただきたいです。」
「という事なのだが、正式回答についてはお待ちいただきたいのだが、良いだろうか。」
「こちらも他社の窓口まで引き受けていただくというのは、面倒なお願いだと理解しております。
私の希望としては、原子炉20基の廃炉と放射性廃棄物の処理を行う代わりに石炭火力発電所が13基と残金722億3283万8469円をお支払いいただければ、待つのは問題ありません。
他社との調整が出来ましたら、処理スケジュールを立てたいので、詳細な情報をいただけますか。
それでは、ご連絡をお待ちしております。」
会議室を退室しエレベーターで、1階まで降りてセキュリティゲートから外を見ると、瘴気が見えたので周辺を確認すると数人ずつ瘴気を纏った人間が散らばって出入口を監視している様子が伺えた。
「モチヅキさん、今日打ち合わせがあることを知っていた人は、誰ですか?」
「今日の打ち合わせは、出席者4名とこれから処理していただく電力会社の法務担当重役などになります。」
「恐らくですが、その他社から今日の予定が漏れていたようで、怪しい輩がこの本社ビルを監視していますね。」
「えっ!!」
「気が付かれるので、周りを見回さないでください。」
「私は、このまま消えても良いのですが、そうすると外の連中がいつまでも私が中にいると思って帰らないので、このまま無視して外に出て振り切って帰りますから、皆さんも身辺に気を付けてください。
このことは、警察が絡むとかえって面倒なことになるんで、通報などしないようお願いします。
それでは、今日はありがとうございました。」
と4人に挨拶して正面玄関から外に出て新橋駅ではなく、日比谷公園に向かって歩き始めると周辺に居た監視者たちが2-3人ずつスーツ姿だったりラフな服装だったりのグループとなり前後を挟むように付かず離れず、付いてくるのが確認できた。
次話 ◇お邪魔虫再登場◇ 08/29
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