表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ハニーポット  作者: 指猿キササゲ
$1$ 本質乖離
20/113

#20 薫

    #20 薫


 学校に帰ってすぐ、薫は祐輔に呼び出された。

 薫が住んでいる家と祐輔の県営のマンションと団地は一緒なので、薫が祐輔のもとにいくのには、薫個人の身体の性能を無視しても、十分と掛からない。

 そして、そこには見慣れたようで見慣れていない人物がいた。

「……なんでアンタがここにいる?」

 ショートカットの茶髪の同級生を見る薫は、しかめっ面でそう言った。

「まぁ……色々」

 照れくさそうに誤魔化す同級生から視線を外して、それを許容している部屋の主人に視線を送る。

「彼女の言った通りさ、僕が許可した、それだけだよ、君と同じさ……眼鏡ちゃん、薫くんにコーヒーでも淹れてやってくれ」

 ソファに座っていた茶髪の眼鏡の少女は、淡々とした動作で立ち上がると、キッチンへと向かっていく。

「それで? なんで私を呼び出したんだ」

 不機嫌な薫に、祐輔は返事をする。

「別に。大した用じゃないよ」

 依頼者の真意の読み取れない笑みと、視界の端に知り合いのうずうずとした表情を収めて、薫は嘆く。

 結局、私の周りでアレを機に変わった事といえば、面倒な知り合いが一人増えた事だけじゃないか、と。


これにて第1章終了です。

感想とか貰えると狂喜乱舞します。

次回からは第2章に入ります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ