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109 お稲荷さん

京都に旅行に行くので、今週はこれが最後の投稿になります。


八つ橋沢山食べたい。

「そう言えば、大豆は?」

「もう、豆腐にしてありますよ」

「よっしゃ!!」

これで油揚げを作ることが出来る、すぐに準備に取り掛かろう。

「菜種油とお豆腐を持って来てくれる?」

「はい」

俺は台所に行くと鉄製の鍋を引き出しから取り出して、準備をした。

「持って来ましたよ~」

後ろには菜種油と豆腐を入れたボウルを持ったエリカとカナリアがいた。一人では持ちきれないからカナリアがエリカに手伝わせたのだろう。

「そこに置いてくれ」

「うん」

「包丁を借りるぞ」

「そこに仕舞ってあります」

「ありがとう」


俺は包丁とまな板をを取り出し、菜種油を鍋に満たて、火を付けた。大体、温度は110ど当たりで維持するようにする。油が温まるまでの間に豆腐を薄切りにする。


あれ?なんだかこのお豆腐固い?うん、前の世界のお豆腐をより固い。


「このお豆腐少し硬くないか?」

「そうですか?」

俺が掌に載せているお豆腐をカナリアが指で突く。

「そうですか?いつものお豆腐と変わらないですが……」

「そうか」

たぶん、このお豆腐がエルフの村では普通なんだろう。特に問題は無さそうだから、このまま作り続けても問題はないだろう。


「油も温まった所でお豆腐投下♪」

俺はトングのような道具で油の中をお豆腐に泳がせた。

「これで二回か三回揚げる」

「へえ~」

いつの間にかリリアナも俺が料理しているのに見に来た。

これで油揚げを作って、ご飯を入れてお稲荷さんを作れるだろう。鍋の中で豆腐を泳がせていたんだが……


「熱いな……」

額の汗を拭って呟いた。油の熱やはねた油で俺の体をすごく火照っていた。テンションはダダ下がりで作るのを途中でやめようかと考えていた。

「精霊魔法で冷たい風を作れば」

「それがあったな。精霊よ、冷風を」

俺はリリアナのアドバイスに従って精霊魔法を唱えた。その瞬間俺の体を風が冷やすて行く。

「おお、涼しくなったな」

それによって俺のテンションも上がって、油揚げづくりに精を出せた。





それから数十分これぐらいで良いだろう。




二回目に揚げるのは、170から200度ぐらいの温度でお豆腐を揚げていく。これで段々と膨らんでいき色が変わったら出来上がりだ。その間にご飯を炊いて、味付けタレお酢と砂糖と塩を適量で作っておく。



二十分後、綺麗なキツネ色に仕上がった。前お豆腐、現油揚げが出来上がったのだった。


「で~きた、出来た。油揚げが出来た」


油をきっている間にご飯を味付けしなければな。俺は炊きあがったご飯をボウルに移し、味付けタレを混ぜ合わせる。この時ご飯を潰さないように混ぜなければいけないので、手で混ぜ合わせる方が良い。


「アッチ!!」


……ご飯が熱いのでもう少し冷めてから、かき混ぜよう。じゃないと火傷しそうだ。


さて、ご飯をタレと混ぜたら、次は油揚げの方だ。油揚げにも味が欲しいので、ご飯に付けたタレと同じものを染み込ませる。



味が染み込んだ油揚げにご飯を詰め込めばお稲荷さんの完成だ。






実際に油揚げを作るには、普通のお豆腐より固めのお豆腐でしか出来ません。(主人公はそのことを知りません)今回エルフの村では、その固めのお豆腐を一般的なお豆腐と言う設定にしました。

固めのお豆腐はタンパク質が荒いので、揚げるとよく膨らみます。

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