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プロローグ
本日、プロローグ+5話更新です。
よろしくお願いいたします。
人間を見に行くと言ったら、フレイは僕にこう言った。
「リュミエル、行けば必ず後悔するよ。なぜって君は彼と同じように人間に惹かれるから。君はきっと――枯れてしまう」
僕はそんな言葉信じなかった。だって、僕が人間を愛するなんてこと、あるわけないから。
そうして僕は人間の領域に足を踏み入れた。そこに何があるのかなんて、考えてもみなかった。
母が私にこう言った。
「誰かを愛してはいけない。その相手を心から愛せば、フィオナも母さんのように――なってしまう」
私は誰も愛することなんてないと決めた。愛を得ても、最後に残るもなんて何もないのだから。
その決意にどんな意味があるのか、私はまだ知らなかった。
私は二人を見守ると決めた。
エルフと人と、種族を超えて時を刻む二人を愛おしく想う。
どんな結末を迎えようとも、――――永遠に見守ると誓う。




