第4話卑弥呼、トランプに会いに行くの巻 〜どないしてドナルド!?〜
むかしむかし…
いや、ついさっきの話や。
我らが卑弥呼さま、
大きなトランクをガラガラ引いて、
海を越え、空を越え、
はるばるトランプのところへ。
「さあ勝負や!」
机の上にカードを広げて一言。
「七並べしに来ましてん!」
——何でやねん。
「ほな、ババ抜きか!!」
——トランプから離れよ!!
「じゃあ…花札を……」
——何でやねん!!
そないな遊びに来たんとちゃうやろ。
日本国民を代表して、
言うことあるやろがいな。
卑弥呼さま、胸張って言いました。
「トランプはん、
あんたがイランへいらんことするさかい、
日本は変態や!」
……あれ?
「ちゃうちゃう、間違ごうた!
変態ちゃう!逆さまや!
大変や!!」
えらいこっちゃがな。
ガソリン上がるわ、
電気も上がるわ、
ガスも上がるわ、
ついでに物価も
ぐいぐい空へ舞い上がる。
まるでロケットやがな。
「どないしてくれまんねん!」
どないして、どないして……
ドナルドダック!!
——ディズニーか!!
ちゃうちゃう。
ドナルド・マクドナルド
——誰がマクド行くねん!
あ、また間違えた。
ドナルド・トランプはん!!
お願いやさかい、聞いとくれ。
日本国民の
財布は今、
春の桜より
軽うなってまんねん。
ガソリン高い、
電気高い、
ガス高い、
なんでも高い。
せやさかい——
トランプはん、
エエ加減にしておくれやす。
ほな、最後に一言。
七並べよりむずかしい、
世界の並べ替え。
誰か、
ジョーカー抜いてくれまへんか。




