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第14話「邪馬台国、知らんけど…
卑弥呼が治めた邪馬台国。
それは九州か、大和か、はたまた夢の続きか。
地図に描こうとすれば、すっと逃げて、議論で捕まえようとすれば、くすっと笑う。
もしかすると——
邪馬台国とは「場所」ではなく、人が不安な夜に思い出す、“誰かが導いてくれる国”だったのかもしれへん。知らんけど……
道に迷ったとき、心の中にふっと現れる、あの灯り。
そこに卑弥呼はいて、
「こちらですよ」と、言うでもなく導く。
だから邪馬台国は、今もどこかにある。知らんけど……
誰もが少し迷った、その時に。
歴史とは、事実の積み重ねでありながら、想像の遊び場でもある。
太子の馬小屋でも、卑弥呼の水辺でも、どこでもいい。
大事なのは——
「ちょっと面白く考えてみる余白」が、まだ残っていること。それが、ロマンかも……。
知らんけど……




