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俺の初恋は若年性  作者: わたしはオジヘル
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YESだったの?

イリノイに逃避して体のいい浪人暮らし。帰国したのは1993年12月下旬。東京で大学生活を送りたくなかった。あなたを避けて京都に行った。京都で国文学をやったあと、今度は高名な教授の指導下イギリスの大学院で勅撰詩集等の研究をしたよ。結局あなたから逃れられなかったわけ。


貴女を忘れることが出来たのは、自分で商売を始めるようになってから。国文学と関わりのない分野へ行ってからだ。


しかしこれはここ最近、というよりか、もっと正確にいえば、貴女と文通した昔をこうしてキーボードをはじいては思い出し思い出しし、日々貴女のニコニコに向かいつつ1992年を振り返り振り返りするようになって初めて考えた事なのだけれど......僕をして原稿用紙百枚分を焼却せしめた手紙、そうして貴女と絶交せしめた手紙──プロポーザルの標題を附した僕の恋文にこたえて貴女が送って返したあの手紙──あれは、ノーの手紙にあらず、本当はイェスの手紙だったんではないか?当時僕は誤解したんじゃないか。国語のリテラシーを持たないせいで貴女の返事を誤読してしまったのでないか。このように考えるのは強ち僕の己惚れでなくって、伯母様も同じご意見でいて下さるところをみると、あるいは本当に本当はイェスだったの?

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