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北斗の拳とドラゴンボールと美味しんぼと
行くと、すでに彼女は机の前に掛けて何かに向かっていました。そばへ寄るまで私に気がつかないで、見下ろしているのは古典全集。『後撰和歌集』と『大和物語』とを右左にして開いている。わたしが手に取ったこともない書籍を、彼女は一心不乱になって見ていた。そんなものを読んでいると知って圧倒されました。
わたしが親しんだ“書籍”と言えば、『北斗の拳』。でなければ『ドラゴンボール』。馬鹿馬鹿しくて面白いからと友達が勧める『美味しんぼ』は、使ってある語彙が難しくて好きになれませんでした。




