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俺の初恋は若年性  作者: わたしはオジヘル
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その続き

〈 本日2026年5月11日、月曜日、小さからぬ方向転換を経て、われわれにとり最良の結果を見ました。皆皆伯母様のお陰なる祝福です。ひとこと感謝申し上げる意味で、今は簡単に記します。〉以下、これは2025年5月2日、昨年金曜日の出来事、テレジアと私が再会した午後のお話。その続きです......


14時ぐらいから16時過ぎまで、わたしは数部屋の掃除とシーツ交換を任されました。住人はデイサービスに行っているのでお留守の部屋です。〈 去年のわたしは甚だ無知であり、『介護付き有料老人ホーム』と『住宅型有料老人ホーム』とがある事さえ知りませんでした。わたしが初めて介護という仕事をしたのは、前者においてでした。2025年5月2日に行ったここは、後者。しかもここはデイサービスと併設になっている住宅型有料老人ホーム──ひとつ建物の中で老人ホームとデイサービスとが合わさった施設です。〉


ぽちは廊下を駆けていました。のべつ駆けます。お掃除しに入った部屋からはよぎって走るぽちが見えます。朝と違って、かみついてきません。横目に見て素通りします。


あとで知り得た情報によれば、排泄介助で忙しくしているのでした。わたしにさせるはずだった排泄介助を、代わってぽちがしていた。多分ですが、わたしのお風呂を見て、急遽シフト替えを行なったのでしょう──あいつは時間をかけすぎだ、あいつに排泄介助なんかさせたら日が暮れっちまう、と。確かに、そうだったかもしれません──デイサービスで勤務した二年間、オムツ交換することは殆どなかった私なので。介護付き有料老人ホームで受けた手ほどき程度でした。

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