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俺の初恋は若年性  作者: わたしはオジヘル
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仮病を使って早退する計画でした

一番目に彼女を、と言われて、わたしは肝をつぶしました。わたしは一種の「潜入」を果たしたのでした。本当に彼女がここの施設にいるのか、それだけを目的に。いきなり彼女の身体介護とは、それこそ想定外のこと、したくなかった。


あらかじめ想定していたことといえば、9時になったら朝食後の歯磨きだとかトイレだとかの手伝いから始めて、そのあとオムツ交換でも任される、といった流れ。そうして、もし仮に何かテレジアの介助を言いつけられそうな雲行きになった場合、仮病を使って早退する計画でした。なのにいきなりテレジアの入浴。


こうなっては逃げ場がありません。彼女は最前から私のことを見まもっています。バイタルをとろうと前に立ったとき、目をとじてうつむきました。


「本日、お手伝いすることになりました◇◇です。」


おもむろに見あげる目は見開いています。自分から腕を差し出すテレジア。


計った血圧は160と高くて、どのようにすべきか日勤者に聞く場合です。


「大丈夫です。入れてください。シャワー浴で。」


そうして手招きしつつ、ちょっとこっちで、操作を教えます、と洗い場の中を見せてくれます。操作するのは、寝台式の入浴設備で、以前、初任者研修当時にいたホームで操作していたのと同機種でした。わたしはテレジアを寝台に寝かせて、シャワー浴させるのでした。


<また次で続けます>

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