ご挨拶ができて良かった
おととい真菜ちゃんから聞いた物語の後でこうやって朋子と二人、僕にとって語りのことは夢のまた夢。高校生again、少年に戻る語り物。Night and day, under the hide of me 田村のおじちゃんはいい年をして赤面しちゃうのであります。伯母様は帰りが遅くなるっていうし、それまでドキドキ二人っきり。ドーシヨー。雨中の庭を眺めてドビュッシーの木版画を聴くってか。こいつもまた恐ろしく古いLP。明らかに輸入盤だよね。やっぱり伯母様の袖を引っ張って物にしたやつ?SVJATOSLAV RICHTER: RECITALか。
ショパンとScriabinは上等すぎて僕には何のことだか分からないけど、ドビュッシーは音の風景を見るようで今日なんか耳になじむ感じだね。繰り返し聴きたくなる曲だよ。
雨といえば、ちょっと真菜ちゃん達が気にかかるね。マニラは直撃しないと言うがそれでも洪水が心配だ。お兄さんは金曜の便だって言ってたけど、どうなんだろう。欠航しなければいいんだが。
バービーっていうから台風に女の子の名前を付けたかと思ったらそうじゃなくて何でもベトナムにある地名から取ったらしい。怪物級だっていってるよ。マニラは進路から外れるが真菜ちゃんとStanley君がボランティアしていた山の中はうんと近い。そのあたりをかすめていくんじゃないかな。またよくそんな所へ行ったね。キリスト教の奉仕の精神を尊敬するばかりだ。
真菜ちゃんとStanley君、何もなかったみたいにはしゃいでいたけど、当分まだリハビリが続くようだね。早くて来月のあたま。真菜ちゃん、だいぶ車椅子の自走がうまくなった、結構早いんだよ朋ちゃん、でぶちゃんStanleyが歩くより全然早いなんて笑っていたが。マニラから一旦カナダに戻ってそれから夫婦おそろいで朋ちゃんと田村のおじちゃんに会いに来ると張り切っている様子なんか昔の朋子を見るようだった。田村のおじちゃんもそれまでいればいいが。弱気になっちゃ駄目だよ!なんて真菜ちゃんに怒られそうだ。可愛いね......
お兄さんのところに伺わなくちゃいけない伺わなくちゃいけないと気に病んでいた矢先、でも思わぬ形でご挨拶ができて良かった。教会は敷居が高そうで、なかなか出かける勇気がない。やっぱり朋子のお兄さんだけあってめっちゃハンサム。和製グレゴリーペックってところか?こちとら負けそうだ。
さてさて朋ちゃん、きょうのお八つは何にしようか。




