1/4
プロローグ
「……誰も私なんか見てくれなかった。ずっと、いないように扱われて――!」
――なら火を灯せ。反乱の炎を周囲に知らしめろ。
「もう、みーんななくなっちゃった……欲しいものは全部手の中にあるのに、なんにもないや……」
――なら拾い直せばいい、取りこぼしたもの全部を。
「あっはは――! ねえ、あなたもワタクシと踊りましょう!?」
――その前に、踊り方を教えてやろう。
「全てが全て泥沼ですよ……アナタがしたことも全部、ウチがしてきたことも全部。逃げるなんてできるわけ、ないでしょう――!」
――そうだな、逃げられない。なら受け入れちまえばどうだ?
「――――――――」
――戻って来いよ……アンタの待ち望んだものが、目の前にあるんだぞッ!!




