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prologue
お立ち寄りいただきありがとうございます。
最後まで読んで行って下さると幸いです。
※あらすじをまだ読まれていない方は、そちらから入って世界観を掴んで頂けると
より楽しめると思いますので、よろしくお願い致しますm(_ _)m
人間とは、実に浅はかだ。
本質的に自分と他者との間に差を見出そうとして、自分自身に固有の特異性を求めたがる。
でも、実際は等しく同じ人間であり、差などはなく、全てはプラスマイナス0である。
あいつは頭がいい。あの人は美人。こいつはスポーツが得意。
こんなものは所詮は人間の肉体的な意味での話で、大人になってみれば持っていた所で何の意味も、価値もない。
自分の存在価値を示すには、こんなものでは足りない。
全ては平等であり、その平等はどんな特性を持っていたとしても、世の理、概念、真理として存在する。全ては等しく、全てはゼロ以上にも以下にもならない。
そう分かっていても、願い続ける。
__もっと、自分だけの、特別な何かを。
人間の考えた、
こんな思想が、この物語の始まりの合図だったのかもしれません…。




