CⅩⅤ IKIOYRONICHIM (未知の領域)
まさかこの話を予約し忘れてたとは思いませんでした。
大変失礼しました
「原動力なんてそもそも俺にはねぇよ」
そう、俺は原動力になんて囚われない〈最高神〉の神の駒の持ち主だ。
そして、この神の駒で扱える術式は一つじゃない。
「〈強欲〉!!〈形状変化・軟体化〉!!」
〈強欲〉の邪神マモンの術式。
体のサイズや形を自由自在に変える術式だ。
「〈遊霊・身体装甲!!〉」
術式行使のためにバアルゼブルが口を開けた隙を狙い俺はバアルゼブルの体中に侵入。
「何してッ」
「〈遊霊・白銀・拡散〉」
バアルゼブルの体がグロテスクに爆発し地面が血と肉片まみれになった。
「お前なんかが邪神になれないのは当たり前だろ、クソ野郎」
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「小僧のやつ………俺達で開けた道を無視して〈憤怒座〉を潰したか………」
「おい生物兵器!!てめー、俺が〈傲慢座〉と〈嫉妬座〉潰したってんのに何ぼーっとしてんだよ!サボってんじゃねーぞ!とっとと〈色欲座〉とか〈暴食座〉とか潰してこい!」
ベルフェゴールはそう言いながら〈強欲座〉をフルボッコにしているところだった。
〈暴食座〉を倒したあたりで生物兵器は一つ疑問を抱いた。
「おい魔王!〈色欲座〉はお前が潰してないのか?ここにはいないぞ!」
「いや、そんなはずは………いねー、のか?」
「…………まずいぞ。なんか意図があるとしか思えねーぞ………おいサタン!〈色欲座〉のやろー見てねーか?」




