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その後、俺たちは本署に戻り、本署にいる他の人間たちを呼んで、神社を捜査することになった。
すると、神社は何事もなかったように静かになっており、本殿の下に降りる階段を下りて、あの部屋にたどり着いても、中は、もぬけの殻になっていた。ただ、あの謎の宗教団体の死体だけが、その場に転がっていた。
「いったい、あの化け物はどこに行ったんだ……」
そして、失踪していた大学生の事情聴取となり、この事件の顛末を知ることとなる。
それは、失踪した大学生の両親は、あの神社の宗教団体に入っており、熱心に家族全員で信者をしていた。
しかし、ある時母親が、あの神主によって儀式の巫女に選ばれ、ある儀式が行われた。
それは、母親に信者たちが祈りを捧げ、神の代理人にさせるという儀式だった。
しかし、その儀式により、大学生の母親は突然消え、あの化け物になって現れたということだった。
そうなってしまった母親のため、神主は、あの神社の地下に母親を閉じ込め、更なる儀式を行おうとしていたらしい。
俺は、このことを報告書に書くべきかどうか迷っていた。こんなこと誰が信じるのだろう。
すると、ズボンの右ポケットに入れていたスマホが鳴る。
「もしもし……」
それは、あの失踪していた二人の被害者が、発狂して突然亡くなったという知らせだった。
嫌な予感がする。
署内についている大きなテレビでは、ある大物政治家が自宅で泡を吹いて死んでいたという内容のニュースが流れている。
さらに嫌な予感がする。
ズズ……ズズ……
俺の耳に、何かを引きずる音が聞こえてくる。
ズズ……ズズ……
まさか……
ズズ……ズズ……
嘘だろ……
ズズ……ズズ……
俺は、後ろを振り向いた。




