2022年2月14日
16時前、先ずかなえちゃんときよのちゃんがやって来た。俺は車の中でつい寝てしまっていた。遅れてあいちゃん、やって来た。
かなえちゃん、「猫じいマスク黒に変えたのぅ?」
「おう、白は汚れが目立つけんな」
三人からバレンタインチョコを貰った。きよのちゃん、ありがたいことに家族の分もくれた。三人、手作りチョコを互いに食べ合う。あいちゃんが言うには、俺のチョコは義理チョコではなくて友チョコとのこと。こんな風に女友達同士で融通し合えるのも小六までかもしれないな。中学になれば好きな男子生徒も出来るかもしれないし。
あいちゃん、「じゃぁチョコの出来栄えのランク付けいたしま〜す。判定は猫じいにお願いします」
「俺後でゆっくり味わって食べようと思っとったんやけど…」
あいちゃん、「ダメです。今食べて順位を決めて下さい」
ならと三人の作品を一通り食べて、「ん~、あいちゃんのこのスティックに刺して食べる方式の柔らかいチョコ凄いわ。きよのちゃんのクッキーもしっとりしとって甘くて美味い。かなえちゃんのもケーキみたいで捨て難いな。なら、一位あいちゃん、二位きよのちゃん、三位かなえちゃんかいな」
高松の嫁の実家から昨日送ってきたお菓子を三人にやったら分け合った。ここでも、かなえちゃんは弄られキャラらしい。きよのちゃんとあいちゃんで多く分け合っていてもかなえちゃんは文句言わない。
「お前らそんな食べて晩飯食えるんか?」と聞く俺に、あいちゃん、「分からん」
きよのちゃん、「今日はパピーが炒飯を作る」
俺、「えっ、パパが作るんか。なら中華鍋持っとん?」
きよのちゃん、「中華鍋なんて持ってないよ」
俺、「ならフライパンで作るんやな。俺は専用の中華鍋持っとるそ。もう使いだして十数年になるが、焼き飯未だに上手く作れんわ」
あいちゃん、「私のおじいちゃん中華屋さんやってるからプロよ。炒飯なんてお手の物やしぃ」
俺、「あっちや〜、いつかおじいちゃんの店に食いに行きてぇなぁ。俺、金がねぇけんOUSYばっかりやけんね」
あいちゃん、「お母さんOUSYで働いてるよ」
「なんてや?今日食いに行ったんに。俺って分からんやったろうな。この前会ったときは互いにマスクしとったけんな」
あいちゃんときよのちゃんのかなえちゃん弄りが始まった。かなえちゃんの長い髪を束ねて遊びだす。ゴムは俺が家から持ってきてやった。あいちゃん、「これでかなえちゃんかわいくなったよ。ねぇ猫じい」って聞くから、マスクで表情が分からないのをいいことに、ほんと、微かに首を縦に振ったのを目敏く見つけたあいちゃん、「ほらやっぱり猫じいかなえちゃんが好きなんや」ときた。
チョコ食べ合ったから喉が渇いただろうと、弁天池の名水をコップに入れてやった。
あいちゃん、「これが名水?私の家の水道水と変わらんよ」
俺、「何てぇあいちゃん、味の違い分からんのぉ?」
きよのちゃんは、「確かに何か違う気がする」
俺、「さすがきよのちゃん!」
「俺がわざわざ秋吉町の別府弁天池から汲んで来よる水やけんお前らありがたく飲めよ」
きよのちゃん、「うんこしたくなった。セブンについて来て」
あいちゃん、「猫じいついて行ってやって」
俺、「1人で行けるやろ」
きよのちゃん、「セブンよりファミマの方が近いかな?」
俺、「そりゃ断然ファミマが近いわ」
三人、じゃれあっているうちにかなえちゃんのマスクのゴムが切れた。大人用のマスクをやったが大き過ぎる。切れた子供用のマスクのゴム、嵌めてやった。あいちゃんがきよのちゃんに猫カフェ行かないか誘っている。俺がどこにあるんか二回聞いたが無視しやがった。




