071 中級ダンジョン探索 ボス部屋3
30階層のボス部屋での戦いは終盤に差し掛かっていた。
リュージはアークグリフォンと戦って、地面に叩きつけトドメを刺そうかと思ったら、アークグリフォンはあっと言う間に、復活していた。
一瞬、光ったように見えたが、まるでなかったことのようにアークグリフォンは立ち直ったのだった。
リュージが与えたダメージはトドメを刺そうかと思うぐらいだったため、ほぼ致命傷だった筈だ。
一瞬で回復できるダメージではないのだ。
だから、リュージは面白いと思った。
リュージはアークグリフォンがどういうカラクリで一瞬で回復できたのか検証するために、致命傷を再度、与えようと思った。
アークグリフォンはリュージを強敵認定し、リュージだけを狙って攻撃してきた。
アークグリフォンは隠し持っていたスキルを前面に出す。
アイテムボックス鑑定
・アークブレス:火風土水の属性をもつブレス。聖闇以外の敵に乗算補正あり。
・倍倍プッシュ:ステータスが一時的に倍倍になる。使用するとしばらくは使えない。
・ミラキュラス10セカンド:自分の体を10秒前の状態に戻す。ただしスキル発動のために使用した魔力は戻らない。
アークグリフォンはアークブレスをリュージに向かって吐いた。
リュージはあえて受けた。
エアープロテクションの魔法防御力がどれくらいかはわからないが、アークブレスは受けても平気だった。
ブレスは魔法ではないと言われているが、どうやらリュージのエアープロテクションはブレスも大丈夫なようだ。
アークグリフォンは倍倍プッシュを使用した。
アークグリフォンのステータスは約4倍になった。
アークグリフォンの速さは目に見えて早くなり、パワーもアップした。
リュージはアークグリフォンのステータスアップした力がどうなろうと、負けるわけにはいかない。
早かろうが、強かろうが、こっちを攻撃してくるのならば、やりようがある。
アークグリフォンが来る瞬間、リュージは自分の体の周りにエアーフライングナイフを設置した。
来る方向がわかった時点でアークグリフォンが突っ込んできた瞬間に後退して、わざと隙を作った。
すると、リュージが後退した分だけアークグリフォンが更に詰めてきた。
リュージはリュージを囲っていたエアーフライングナイフを袋に変化してアークグリフォンの周りを囲った。
そしてそのままナイフを長くして、めった刺しにした。
一瞬で決まったため、アークグリフォンは魔法を唱える暇はなかった。
リュージは思った。
『ステータスが急に伸びてもコントロールできなきゃダメってことだな。』
アークグリフォンはリュージに倒された。
同じ頃、グリフォン20匹いたグリフォンも倒されたため、しばらくしたらグリフォンたちがドロップに変わった。
アークグリフォンのドロップ
・火の精霊石 中
・水の精霊石 中
・風の精霊石 中
・土の精霊石 中
・[ミラクル10セカンド]スキルボール
・グリフォンの手綱
サンダー グリフォンのドロップ
・雷の精霊石 中
・[サンダー]のスキルボール
・不思議な炭酸水
・上級魔石5
ファイヤー グリフォンのドロップ
・火の精霊石 中
・[ファイヤー]のスキルボール
・不思議な炭
・上級魔石
ウィンドー グリフォンのドロップ
・風の精霊石 中
・[ウィンドー]のスキルボール
・不思議なうちわ
・風のパズルピース 3
アース グリフォンのドロップ
・土の精霊石 中
・[アース]のスキルボール
・不思議なトンカチ
・土のパズルピース 4
グリフォンのドロップ
・上級魔石3
・グリフォン肉
・グリフォンの羽
・グリフォンの爪
鑑定 大 /イベントリ鑑定
・[ミラクル10セカンド]スキルボール:ミラクル10セカンドのスキルを使用できるようになる。超激レア
・グリフォンの手綱:グリフォンを従魔にした際に自在に操ることができる手綱。激レア。
・不思議な炭酸水:炭酸の溶け込んだ不思議な炭酸水。飲むと雷のようにピリピリして心地よい。
・不思議な炭:常にいこっている炭。水をかけても消えない。激レア。
・不思議なうちわ:扇ぐと非常に大きな風を起こすことができるうちわ。魔力消費が少ない。激レア。
・風のパズルピース:集まると不思議なことが起きるとされている。
・不思議なトンカチ:叩くと非常に大きな力が加わる。特に地面を叩くと割れることもあるらしい。
・土のパズルピース:集まると不思議なことが起きるとされている。
リュージの采配でドロップは平等に分配された。




