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101 中級ダンジョン40階層 ボス部屋3

ジローは叫んだが、実際に入れたのはジロー本人と獣人族のライアン、シズカだった。


「要塞内部に入れたのはいいが、どうするっすかね。多分、これって無限に出てきそうな雰囲気だったから、元から絶つのがセオリーかなと思ったんすけど。」


「多分、その考えは正しい。アレを見てみ。次の軍団が製造されている。」


ライアンはそう言って、奥の倉庫のような場所を指し示す。


「本当ね。あながちジローちゃんが無限にと言ったのは嘘じゃないかもね。」


シズカもライアンの示したものを見てそんな風に感想を述べた。


「製造を絶たないと無限に補給されてしまったら、もたない。何とか破壊できないかな?シズカ姉のスキルで何とかならない?」


「うーん、実は闇穴に落としてしまおうかと思ったんだけど、闇穴ってその先がどこに通じているかわかんないのよね。万一、落としてから、このゴーレムたちが生きていたりしたら、一生このゴーレム要塞型は倒せなくなっちゃうんじゃないかと思ってしまってね。確かこのゴーレム要塞の破壊条件は、全滅させないといけないだったしね。」


「ほぉー、さすがシズカ姉、考えが深いね。ライアンはどう考える?」


「 それなんですが、製造行程はここから見えていますが、破壊しようと近づくと、透明な何かに阻まれてそれ以上すすむことができないようですね。罠かも知れません。完成品を破壊するのは危険です。」


「シズカ姉はどぉ思う?」


「わたしにはわかんないわよ。機械は苦手なのよ。」


「うーん、困ったっす。どうしたらいいんだろう。」


「ちょっと思ったんだけどね。このゴーレムたちって作られているのなら、どこかにコントロールしているコンピュータとかあるんじゃないの?」


シズカ姉は苦手なりに一応アイデアを出しできた。


「それだ!とりあえず内部に入れば敵も攻撃してこないようだし、この要塞をコントロールしているコンピュータを破壊しに探しに行こう。」


ジローはそう言って2人の同意を得ると、要塞内部を探し出した。


最初に行ったエリアでは何かチューブのようなものがあり、地面から何か組み上げている様子だった。

次に行ったところは部屋だが全く何もない空洞だった。


「あっ、さっきの部屋に戻るっす。さっきの部屋でやることを思いついたっす。」


ジローはチューブがあった部屋に戻ると、いきなりそのチューブをセラミック刀で切り始めた。


「シズカ姉も、ライアンもやるっす。」


「やるけど、どうしたんだ?わけを教えてくれるか?」


ジローは切りながら話す。


「これはチューブっす。要塞がゴーレムを直接製造しているにしても、何処から魔力もしくは魔石を仕入れているかと思っていたんですが、ダンジョンから直接組み上げていたっす。これは以前に出てきたゴーレム 放射型も同じように組み上げていたっす。この仕組みはエアーフライングバイクにも応用しているっす。このチューブを断ち切れば、少なくとも製造は止められるっす。」


ジローが喋りながら、ダンジョンから魔力を組み上げているであろうチューブ状になったものをひたすら切りまくっていた。

すると、要塞が唸りをあげて、おそらく製造途中であろうゴーレムを射出した。

ジローは相変わらずひたすら切りまくっている。

ライアンもジローと同じように切っている。

やがて、切るべきチューブがなくなったので、3人は一旦、外に出て、外がどのようになっているか、確かめる。


すると、獣人族、鬼人族が地面に突っ伏して転がっていた。


ジローとライアンはそれを見て、非常に慌てた。

自分たちが要塞の中に入って要塞を破壊しようとしていた最中に、外では120名あまりの戦力があったにかかわらず、全員が限界まで疲弊するぐらいの戦いがあったようなのだ。


ミカは死人を出さないように、120名全員の生命維持をコントロールしていた。

回復よりも死なないを最優先にしていたのだった。

ゴーレムの再出現に備えて、低燃費で回復していたためだ。

ゴーレムの再出現があるかどうかわからないが、今現在、絶賛全体回復魔法を起動中だ。

ヒーリングリジェネレーションというヒーリングなんだが、徐々に継続的に回復するという、魔法だ。

レベルは不明だが、範囲が広いのと、人数制限もないため、大勢の回復には向いている。

ミカが回復を始めたので、少し安心して、ジローは要塞が未だ消滅せずにあり続けていることに疑問を持つ。


「外に出てきたゴーレムは本当に全部片付けたんすか?」


ジローはモコートとトコートに聞いてみる。

彼女たちは支援はしていたが、主な役割はモンスターの出現に対して、鑑定してその能力を皆に伝えることだ。


「私とモコートが全部のゴーレムを把握していたわ。出てきたゴーレムは全て倒したのは確かよ。」


「トコートのいうとおりよ。いるとしたら要塞内部ね。待って。」


モコートは要塞に近づいて行き、全力で鑑定大を展開した。

すると要塞内部から反応があった。



鑑定大

・ゴーレム 要塞型

・ゴーレム ハイディングミニ


「どうやら、内部に隠れているミニなゴーレムがいるみたいよ。ハイドのスキル持ちのようね。私も要塞内部に行くわ。私の目は騙せないわ。」


「モコートさん、俺がもちろんついていきます。全力をもっえモコートさんの身を守りますからどうぞ、ご安心下さい。」


ジローは全力でモコートをエスコートすることを訴えた。

しばらく、途絶えるかも知れません。

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