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3は四家のいる建物の近くまで行き物陰にひとまず隠れ信者たちの動きを窺っていた。


3「この様子だと俺の存在に奴らは気付いているな。攻めてこないのは地の利を活用するためか。」


 3はまだ時間があると思い左手で数多くの武器を作り上げる。持てるだけの武器をかばんや服にしまう。彼の能力は武器を飛ばせば飛び道具として使える利点があった。しかし、それで傷を負わすことはあっても直接人を殺めることはしなかったしこれからもするつもりはなかった。彼は殺人を自らの手で行うというこだわりがあった。だからこそ、人を操るだけの七宮を嫌悪していた。


3(もっといいやり方がある筈……。だが、俺にはこの方法しか選べない。今思えば生き返ったから違う人生だってあったかもしれない。でも、いくら生まれ変わっても俺は結局は何も変えられない。だったら最後まで殺し続けてみせる!!)


 生き残れるなんて今の彼の頭にはなかった。圧倒的な数でこちらは負傷し動かない右手。勝機なんてないに等しいがこのまま黙って殺されるなんて彼にとっては何より耐え難いことだった。


3「さて、相殺開始だ!」

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