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【八千PV感謝ですっ!】魔葬少女【連載版】  作者: 暗黒神ゼブラ


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第二十八話

第二十八話



深夜の学校というのは、普段の平穏な姿とは異なる表情を見せるとは聞くけど、まさかここまでとは思わなかったな。


校庭に溢れている魔物とその魔物と戦っている変な格好の二人組を視認することが出来た


僕と利根島さんは変な格好の二人組に加勢し魔物を成仏させることにしたのだけど。


「君達、ここは危ない。私たちに任せて逃げたまえ」


「そうだよ、キミたちのような可憐な少女がここにいるのは危ない。この僕が守ってあげるよ」


鬱陶しいなこの二人と思ったけど、この二人の強さが本物だということは、僕たちが加勢するこの数分の間で魔物の半分以上を成仏させていることから僕より強いのは確実だろう。


「キミたち何故逃げない、そんなに僕に守られたいのかね?」


この女のこと僕は苦手だ。

なんかこうナルシストじみた正義の味方みたいな感じが合わない。


「だよね風香ちゃん。それに私は守られるなら風香ちゃんがいいな」


利根島さんはいつも通り僕の心を読んで話しかけてきたが、その光景を見た二人は不思議そうに利根島さんに質問した。


「キミは一体誰と話しているのかね? だがそんなキミも美しい」


利根島さんは顔を歪めて堂々と『気持ち悪い』と言い放った。


利根島さんが他人にそんなふうに言うのを初めて見た。


「不快な思いをさせたようだね、謝罪させてくれ」


「私の方こそ気持ち悪いなんて言ったごめんね」


この光景を見て僕は思ったことがある。


話しながらでも魔物を成仏出来るようになった僕たちはそもそも人間と呼べるのだろうか?


人間を軽々殺してくる魔物を成仏させる時点で人間ではないと思ってはいたけど、ここまで来たら僕たちも魔物に近づいているのではないか?


一分後


「君たち、強かったのだな。逃げろという方が失礼だったな。君たちの協力に感謝する」


「僕の方からも感謝するよ。キミたちの協力のおかげで予定より素早く掃討出来た」


利根島さんがこの二人組に誰なのかと問うと。


「私たちは、この町を守るヒーロー……せーの」

「「ヨマワリ探検隊さ!!」」


「ちなみに夜廻と世守りをかけての名前なのだ!」


「僕はあんまり気に入ってないのだけれどね。ダサい」

「ダサいってなんだ、ダサいとは!」


「結局二人はなんでここにいるの、魔葬少女なの?」

僕が質問に二人はここにいる理由だけを説明してきた。


「僕たちがここにいるのは、琴桐嬢の情報があってね。学校の七不思議を解明中なのさ」


「琴桐嬢……って新聞部の琴桐さんのことで合ってる?」


「キミたちも知り合いなのかい? それは好都合というものさ。琴桐嬢に伝えてくれないかい、ここまで妖怪がいるとは聞いていないと」


琴桐さんはどこまで知っているのかと思いつつも僕は伝えると返事をした。


「僕と朱莉もその七不思議解明を手伝ってもいい?」


この七不思議解明も依頼に含まれる可能性がある以上断られても僕たちだけでも解明する。


「君たちが手伝ってくれるのは心強い。是非とも協力してくれ」


「意外だね、キミのことだから断ると思ったのだけど」


「こういう解明系は私にはどうも苦手だからね、人手が欲しいのだ」


そろそろ我慢出来なくなった僕は二人組を問い詰めた。


「そろそろ自己紹介しない? 一緒に行動するしない関係なく一度は協力したんだから名乗っても良いんじゃない?」


僕は聞いた手前一番最初に自己紹介を済ませた。その後利根島さんが済ませ、その次にヨマワリ探検隊の二人の番が来た。


「キミたちには無礼を働いてばかりだね。僕の名前は霧谷深雪(きりたにみゆき)高校二年生さ。永遠の十七歳だから、よろしく頼むよ」


「私は浅霧雫(あさぎりしずく)ヨマワリ探検隊のリーダーを務めている。困ったことがあれば頼ってくれ、主に戦闘系を! 頭を使うのは頼られてもほぼ力になれないことだけは頭に入れておいてくれ! 学年や年齢は深雪と同じだ。よろしく!」


永遠の〇〇歳って普段なら気にしないけど、魔葬少女になってから、もしかして魔物なのでは疑うこともある。


二人の場合はどうなのだろうか、松島さんの件もあるから意思疎通の出来る魔物がいてもおかしくない。


この協力を通じて探りを入れていこう。

たとえこの二人が魔物だとしても味方に出来そうなら魔女会には秘密に協力してもらおう。

読んでいただきありがとうございます!!

更新は出来る時にしますね

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