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第一章 「頭脳を駆使した異世界初日」

第一章 1「来ちゃった異世界天国」


ーー待て待て待て待て待て

おかしい!確かに俺は異世界転生してボンキュッボンの女神様にチート能力を貰ったがリスポーン地点が山奥だなんて聞いてないぞ!だが待て旬よ。ここは一旦落ち着いて脳内リプレイで過去を遡ろう。もしかしたらボンキュッボンの女神様がリスポーン地点についてなにか言っていた可能性も捨て難いからな。

遡ること15分前


「太陽の日差し、風の導き、大地の恩恵。おはよう世界!」


今日も今日とて素晴らしい目覚めが出来たことだし俺の排便(インフェンクトスペシャル)をwaterに落とすとしようか。

そんな超馬鹿な脳内会話を繰り広げながら旬はトイレの扉を開けて便座に座る。だがいつものインフェンクトスペシャルタイムとは少し違った。


「ん?」


そう。トイレの床や天井、壁にまで魔法陣がびっしり現れておりすぐにでも魔法陣が作動しそうだったのだ。

「おいおい!まじかよ!来ちゃった?ついに俺の力を認めてくれちゃった?やっぱり俺才能アリだった?行きましょう。すぐにでも僕を待ってるかわいいヒロインといかにも強敵キャラかましてる魔王の元へ!」


そう言い放った瞬間視界が真っ暗になり気がつけば真っ白な空間で…


「うおおお!あれが女神様!まさかのまさか転生した瞬間にお目にかかれるとは!」


目の前には凛とした立ち姿で目の前に立つ銀髪赤目のボンキュッボンのナイスなボディをした女神様が立って居たのだ。


「あ、あの。」


女神様がそう呟きすかさず非モテ特有の自己紹介は先にするべからず的な発想が脳内に浮かび俺はすかさず口を開く


「お初お目にかかりますmy sweet honey 私は地球から舞い降りた選ばれし勇者。その名もAMANO 旬ですキラン」


「あ、あの!違うんです!ミスなんです!」


完全に自己紹介をキメた旬の言葉を打ち消すかのように大きな声で女神はミスだと言い放った。が、旬はそんな女神のことなんて気にせず胸を張り、


「なにがミスなんだい?あぁ、笑もしかして僕じゃ強すぎたかな?いやぁ最強のレッテルを貼られても困っちゃうZe」


「いや、あの召喚ミスです。はい。ごめんなさい。ちなみに貴方の世界線で例えるなら今の貴方の戦闘力は幼稚園児並です。」


「はい?」


旬は頭をこれでもかとフル回転させ状況を飲み込もうとして


「んな訳あるか!!幼稚園児には勝てるわ!!」


無理だった


「でもミスしたのはこちらですし、特典をあげます。貴方の望む物を1つ教えてください」


「俺の望む物。それは、持ち主に神をも超える超無敵な力とクッソイケメンな美貌を与える力!」


「分かりました。では授けましょう。ああ、あと貴方の木の枝をエクスカリバーにしておきますね。可哀想なので。では」


そう女神が言い召喚の呪文を唱える


「ちょっと待ったァ!今ディスったよね!?ねえ!?木の枝だと!?ふざけんじゃねー!これは聖剣ッ……」


「異界への扉召喚。あぁ、後貴方の目標というかやるべき事は貴方が今から転生する世界で人々を脅かす魔王などを破滅させることです。では!ファイト♡♡」


ーー全部思い出したぞこの野郎……

「なにが女神だよ!ダ女神以下じゃねーか! でもいいぜ、やってやんよ。この世界で無双すればいいんだろ!無双すれば!俺の右手が疼くZe…」


第一章 2 に続く

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