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戦国かよ!!  作者: ランポス
俺氏、クラスチェンジする
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10

「若さま、どうぞ・・・」


これまで黙って話を聞いていたげん爺が、不意に口を挟んでくる。


「どうぞ俊之介めをよろしゅうお頼み申し上げます。

コヤツは出来こそ悪いものの、お天道さまがワシらに下された大事な子ですのじゃ」


言い終わると土間に手を付いて、深々と頭を下げた。

次いでおばさんも、そしてふみちゃんまで。

つか、出来が悪いとか、そうはっきり言わなくても。

小平太は、一瞬だけ驚くが、直ぐに顔を和らげた。


「手を上げよ、げん助。

皆もじゃ。

俊之介はワシにとっても大事な友じゃ、あたら空しゅう死なせたりはせぬ。

案ずることは無いぞ」

「あ、有り難きお言葉で御座ります。

これ、俊之介!

お前もぼうっとせずにお礼を申し上げよ」

「いや、良いのだ、それには及ばぬ。

夜分ゆえ、これにて失礼いたすぞ」


小平太は、くるりとみんなに背を向けて玄関に向かう。

俺は、何故だか放っておけなくて、その後について小屋を出た。

それに気づいた小平太が、不思議そうな顔で俺を見る。


「如何いたした?」

「そこまで送ろう」

「いや、それには及ばぬぞ」

「気にすんな、俺が送りたいだけだって」

「さようか」


日はとっくに西に傾き、山々の稜線を紅く彩っている。

先に口を開いたのは小平太の方だった。


「ヌシには済まぬ事をしたと思うておる」

「ん?」

「ワシらの戦に、ヌシを巻き込んでしもうた」

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