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宵の薬匣 ~宮中薬師の内緒ごと~

作者:神楽 柚希
蓮華帝国の都・蓮都。薬業一家の没落で、幼なじみの恩人により宮中薬局の下働きとして送り込まれた月城繭は、薬研と煎じ壺を相棒に、毎日を淡々と過ごしていた。ある日、宮中新聞に匿名欄「薬匣の鍵」が現れ、怪しい処方や不審な薬種の噂が繰り返し投稿される。その符号は、繭の幼い頃の師が使っていたものと一致していた。小さな瓶と観察眼だけで、繭は病人の昏倒や皇族の奇妙な湿疹の原因を突き止めていく。しかしそれは単なる偶然ではなく、宮中の見えない権力や外部薬商ギルドの陰謀に絡んでいた。繭は小さな手で真実を紡ぎ、やがて自分の過去と師の死の秘密に触れることになる――。薬と嘘と宮廷の秘密が交錯する、若き薬師の知略と成長の物語。
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