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追放聖女を拾ったので、最強キャンピングカーで旅に出ます ~過酷な逃亡生活? いえ、エアコン完備で快適スローライフです~  作者: 悠々


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SS:夜空のパフェと極上レシピ(ツムギ視点)

 師匠であるユウ様の背中を追いかけながら、私は今日も新しい料理の学びに胸を躍らせていました。


「ツムギ、バタフライピーのハーブティーは、レモン果汁を少量加えると青から鮮やかな紫色に変化するんだ。これを利用して、ゼリーのグラデーションを作るよ」


「はい、師匠! 青から紫への色合い……まるで本物の夕暮れから夜空への移り変わりのようです!」


 ネットスーパーから届いた透き通るようなバタフライピーの茶葉と、熟したブルーベリーのソース。師匠の手によって組み立てられていくパフェグラスは、料理というよりも、一つの芸術作品のようでした。


 寒さで強がっていたアナさんが、そのパフェを一口食べた時の表情を、私は忘れることができません。


「……すごく美味しい。甘くて、酸っぱくて……まるで星屑を食べてるみたい」


 パフェのグラデーションに目を輝かせ、美味しさに涙を浮かべるアナさんを見て、私の胸も温かいもので満たされました。


 料理とは、お腹を満たすだけのものではない。凍えた誰かの心を温め、笑顔を取り戻すための最高のマジックなのだと、師匠の隣で改めて実感したのです。


「私もいつか、師匠のように誰かの心を救えるような、最高のスイーツを作れるようになりたいな」


 星空を見上げながら、私は大切なメモ帳に『星空グラデーションパフェ』のレシピをしっかりと書き留めるのでした。

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