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夜明けの夢
夜明け前に目覚めて
夢を見ていたことだけ覚えていて
内容は忘れていた
ただ
春のあたたかな日差しのように
穏やかな印象だけは
記憶に残っていて
開いた手のひらには種
鏡には朝の窓
澄んだ水辺に植えて
花が咲いたら
何色になるのかな
そうして忘れないうちに
書き遺しているこの言葉は
いつかの言の葉の代わりにどこかへ
桜のように舞っていけばいい
玄関を開けたら
もう季節は春の真ん中
光は眩しいから
日傘をさして
咲き誇る花々を探しに行こう
空のような気分になって
夜明け前に目覚めて
夢を見ていたことだけ覚えていて
内容は忘れていた
ただ
春のあたたかな日差しのように
穏やかな印象だけは
記憶に残っていて
開いた手のひらには種
鏡には朝の窓
澄んだ水辺に植えて
花が咲いたら
何色になるのかな
そうして忘れないうちに
書き遺しているこの言葉は
いつかの言の葉の代わりにどこかへ
桜のように舞っていけばいい
玄関を開けたら
もう季節は春の真ん中
光は眩しいから
日傘をさして
咲き誇る花々を探しに行こう
空のような気分になって