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虹とロン毛  作者: かいちょ
第1章 自然との日常
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第12話 雲とロン毛とクモ

くもとひらがなで書くとどっちかわからなくなる。


雲は上を向くだけで沢山見れる。


クモは公園なんか行けばいっぱいいる。


ふたつのくもに囲まれてたロン毛は公園のベンチで横になっていた。


ふと、推しのチェキをみる。


胸がきゅんとなる。


ロン毛「そろそろ仕事探さなきゃな。」


雲「俺の仕事てなんだろうね。」


ロン毛「いきなりなんだよ。」


雲「いやぁ俺ってさ、ずっともあもあしてるだけでなんかの仕事してんのかなって。」


ロン毛「お前は黙って太陽のこと隠してろよ。」


太陽「なんだよ俺が悪者みたいじゃん。」


ロン毛「あちいんだよ今日、散歩する気なんないじゃん。」


雲「太陽さんまぁ落ち着いてくださいよ。」


ロン毛 「太陽、わかったよ、さすがに少しは歩くか……」


うわあ


自慢のロン毛に蜘蛛の巣が絡む。

ベタベタして結構気持ち悪い。


クモ「おいらの巣がぁあ。」


ロン毛「あぁ、萎えた……。」


雲「クモさんはなんか巣を作ったりご飯食べたりしててなんか『The 仕事』って感じですね。」


ロン毛(俺が仕事してないみたいに……)





ロン毛は「仕事」について考えた。


かのアリストテレスはこんな言葉を残している


『働く喜びが、仕事を完璧なものにする』


働く喜び、クモにとっては巣を作って餌をとる。その繰り返しだろう。


完璧な仕事をする人なんて居ない。


雲だってなんの仕事してるんだろうと自分が考えるくらいだ。俺にもわかるわけがない。


ロン毛はふたりのくもにこう言った。


「生きてるってこそが仕事なんだよ」


「なにか行動を起こす、その働きが人生という仕事を豊かにする。」


クモ「そうかぁ、いい考えだな。」


雲「俺もいるだけで誰かの日傘代わりになってるしな。」


雲にも種類がある、雨雲、飛行機雲


色んな雲は色んな芸術家によって描かれている。雲の存在で絵画や写真にも影響がする。


「地球らしさ」を表すのが雲だし、雨が降らなきゃ人間皆死んでしまうな。


そんなことを考えながら蜘蛛の巣を払い、ロン毛は歩き出した。

5時のチャイムが公園に響いていた。

小学生は焦りながら身支度を整え各家庭に帰っていく。


ロン毛にもそんな日常があったことをふと思い出した。


ブランコが大好きだったな。


あの公園まだあるかな。


風「今日は何してたの?」


ロン毛「今日も一日頑張ったよ。」


風「素敵だね」


ロン毛の携帯の検索欄にはこう書かれていた。




バイト 髪型自由



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