俺の後ろの噂話(続)
俺の高校生活もそろそろ一週間が過ぎるが、まだ俺も緊張感が晴れない日々が続いていた。
最近、自称魔王はよく辞書を見ている。
外国人だからなのか日本語がわからないらしい。
話してると実に流暢なのにな
さて、俺は今講堂で部活動紹介を見ているんだが、俺はまあ部活動に入らないって決めてたからいいものの、全くもって面白くなかった。
なので、俺は鳴海たちと駄弁っていたのだ。
「で、どうだった?」
何が?
鳴海が話を切り出すと主語がない
「いやいや、アテナのことだよ」
誰⁉︎
アテナってあれか?最近人気のパ◯ド◯?
「あ、なに?みのるんあれやってるの?じゃあ後でフレ……じゃなくて、ニナさんの文字をそれぞれ取ったんだよ」
いや、本人目の前にしたらたぶん怒られるだろうな
「あーあれな、やっぱりデマだった」
そう言うと、鳴海は不満そうな顔をした。
「いや、でも本当の部分もあるとかないとか………」
俺がそうつぶやくと3人が一斉に俺の前まで身を乗り出してきた。
「ま、マジかよ⁉︎」
「フラグ、フラグが立つお」
「そんなバカな私の計算上あんな状態にあるはずがない」
みんなわかりやすい反応とどこがで聞いたようなセリフとどうやって計算したのかわけのわからんことを言い出した。
しかし、鳴海は違った。
「ふ〜ん、やっぱりそうか」
?やっぱり?と言いますと
「ああ、今度は別の噂があってなアテナがあんなところやこんなところに居たって話だ」
随分と要約した話であるが、俺もそれなりに考えたが、まあ理解ができる節は確かにあった。
そんなことをしていると、
「おい!そこ!ちゃんと聞いてるか⁉︎」
咄嗟のことで焦り、俺だけ体育座りに戻れず、列からはみ出してしまった。
ま、まずいな……
と心の中で思いながらも俺は全力で思考を働かせ思いつけるだけの言い訳を考えていた。
先生がこっちに来る。
そして、俺の前で止まり………
「みのる、後で職員室に来い」
………言われた
横目で鳴海たちを見ると口に手を当て大笑いを繰り広げていた。
後で蹴り飛ばす‼︎
それから俺にとっての意味のない時間を過ごした。
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放課後、俺は担任原田の前に立っていた。
「今日はお前に頼みがあるんだ」
てっきり、部活動紹介の時駄弁っていたから怒られるのかと思ったらそうではないらしい。
「実は……お前の後ろのニナのことなんだが…」
そう聞いた瞬間、俺は………………………帰りたくなった。




