第82話俺と子供の作り方
82話です。
「「「バブー! バブー!」」」
「よしよし」
突然だが、放課後俺は、保育園にいる。
文美さんの、知り合いの方から、保育士が、足りないという、連絡があったらしい。
それで、俺が駆り出されることになった。
「ああ! 頬っぺた引っ張らないで~!」
ちなみに、三上さんもいる。
「三上さん。手伝ってくれて、ありがとう」
「いえいえ、大丈夫ですよ! 雄一さんのお手伝いが、出来るなんて、私幸せですから!」
三上さんが、そう言う。
「幸せって………そんな大袈裟な事、言わなくても」
「大袈裟じゃあ、無いですよ! 私本当に幸せです!」
「お、おう」
三上さんの勢いに、俺は思わず、頷く。
「雄一君、三上さん。休憩に入ってちょうだい」
保育士さんに、そう言われる。
「それじゃあ、休憩室に、行こうか、三上さん」
「はい! 雄一さん!」
俺と三上さんは、休憩室に向かった。
「若いって良いわよね………」
保育士の方が、そう言っていたが、俺と三上さんには、聞こえていなかった。
□□□
「赤ちゃん可愛いですよね~」
三上さんが、俺をチラチラしながら、そう言ってくる。
「そうだね、確かに可愛かった」
「私と、雄一さんの子供も、可愛くなりますよね!」
はい?
「三上さん。まだ俺と結婚してないのに、そう言うこと、言っちゃ駄目だよ」
「もう! 雄一さん。結婚しただけじゃあ、子供は、出来ませんよ!」
「?」
俺は意味が、分からなかった。
俺は、思いきって、あることを聞く。
「ねえ、三上さん。子供って、どうやって作るの?」
「………はい?」
「だから、子供って、どうやって作るの?」
正直このての知識は、全くといって、俺には無い。
「えーーーーーー!?」
三上さんは、絶叫した。
「雄一さん!? マジですか!?」
「マジですかと、言われても、知らない物は、知らないよ」
「雄一さんが、ここまで、ピュアだとは………」
三上さんが、何故か頭を抱える。
「もしかして………雄一さん。子供は、コウノトリが、運んで来ると、思ってないですか?」
「そうじゃないの?」
俺が、そう言うと、三上さんは、口を大きく開け、唖然としていた。
「いやいや!? 藤森さんに、聞いたんですが、女性に、追いかけられた事があって、その時に、いろいろ言われたって!?」
三上さんは、すぐに復活して、そう言ってくる。
「確かに、追いかけられた時、いろいろ言われたけど、意味が全然分からなかったし」
「………ちょっと学園長に、電話してきます」
「?」
そう言うと、三上さんは、部屋の外に出ていった。
□□□
「今日は、ありがとね、二人とも」
保育園のお手伝いが、終わり保育士さんに、そう言われる。
「いえいえ、また呼んでください」
「それじゃあ、雄一さん行きましょう。………これから、勉強ですよ」
「はい?」
「雄一さん」
何故か、文美さんが、目の前にいた。
その顔は、真剣そのものだった。
「勉強するなのです」
「な、何をですか?」
「「子供の作り方」」
「ちょっ!?」
俺は、無理やり、車に乗せられ、家へ連行された。
それから、じっくりと、子供の作り方を勉強させられた。
次の日の朝、俺は顔を真っ赤にして、学校へ向かった。
まさか、子供の作り方って、あんなことするんだ………
俺は、自分が無知だったのを、心から思いしった。
読んで頂きありがとうございます。ちなみに55話で、雄一君は、文美さんのマンガ(記憶は、消されている)の内容を見ましたが、やるには、ハードルが高いとしか、思っていないです。




