第83話俺と藤森さんの誕生日
83話です。
side千代
「ぐふふふふ」
どうも藤森千代です! え? いきなり気持ち悪い笑い声を、出すなだって?
しょうがないじゃない! だって今日は、9月24日です!
私の誕生日なのです!
雄一さんに祝ってもらえるのです!
今日で16年生きていますが、男性に誕生日を祝って、もらうのは、初めてです。
テンション上がりまくりです!
トントン
「千代~、皆が、来たわよ」
お母さんが、そう言ってくる。
「今行く~!」
私は、部屋の鏡で、おかしい所がないか、確認してから、廊下に出る。
そして、一階に急いで行く。
「誕生日おめでとう。藤森さん」
まず一番最初に、そう言ってくれたのは、私の大好きな人でした。
sideout千代
side雄一
「雄一さん! 皆! 来てくれてありがとう!」
藤森さんが、そう言う。
「早速だけど、プレゼントだよ」
俺は、藤森さんに、プレゼントを渡す。
「家宝にします!」
「いや、家宝って、大袈裟な」
「大袈裟じゃ無いですよ! ね、皆!」
周りを見ると、皆頷いている。
「雄一君。ちなみに私の誕生日は、12月20日よ」
藤森さんのお母さんが、そう言ってくる。
「もう! お母さん! 娘の誕生日に、雄一さんに、何を言ってるのよ!」
「あら? 聞いた話だと、ここにいる全員は、雄一君の誕生日の日に、自分の誕生日を言ったって、聞いたけど」
「何で、お母さんが、知ってるの!?」
「貴女の通う、学校のトップから、聞いたわ」
「学園長ーーーー!?」
流石文美さん、おしゃべりである。
「兄よ、何か失礼な事を、考えてないか?」
優(文美さん)がそう言ってくる。
「考えてないよ。さてとパーティーを始めようか」
俺が、そう言いパーティーが、始まった。
「千代、誕生日プレゼントだ」
「優、ありがとう!」
優がプレゼントを渡し、他の皆も、渡していく。
「皆、ありがとう!」
「さて、料理を食べますわよ。冷めてしまいますわ」
神宮寺さんが、そう言い皆で、料理を食べ始めた。
□□□
「はあ~お腹いっぱい!」
結構な量があったが、全員で食べた。
「さてと、藤森さん」
俺は、自分の太腿の所を叩く。
「雄一さん?」
「俺の太腿を、枕にして、寝て良いよ」
「「「!?」」」
「まっじで!?」
全員驚いていた。
「じゃあ、失礼します~」
藤森さんは、俺の太腿に頭を乗せる。
「ふあ、あ、あ、あ」
藤森さんの顔は、蕩けていた。
「ふむ」
この状態で、頭を撫でてみた。
「ふあ~~~~~~」
藤森さんは、涎を垂らした。
俺は、ティッシュで、涎を拭く。
「う、羨ましいネ………」
「というか、そろそろ引き剥がしませんか?」
三上がそう言い、太刀川さんと一緒に藤森さんを引き剥がしにかかる。
「やだ! まだ雄一さんの、匂いを嗅いでいたい!」
本音がだだ漏れですよ藤森さん。
「良いから、離れなさい!」
「あ!」
藤森さんは、引き剥がされた。
「うう、雄一さんの膝枕………」
藤森さんは、ガックリと肩を落としていた。
「藤森さん。またしてあげるから」
俺は、藤森さんにだけに、聞こえるよう、そう言った。
「はい!」
この後も、誕生日会は、夜遅くまで、続いた。
帰る際、藤森さんから、ありがとうございますと、言われた。
俺は、どういたしましてと、言い、文美さんが、運転する車に優(文美さんの分身が、変化している)と、乗って、家へ帰って
読んで頂きありがとうございます。




