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男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第1章波乱の転移生活
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第64話俺と準備体操

64話です。

「さて皆さん! 戦闘訓練を開始しますわよ! 先ずは準備体操ですわ!」



無人島と神宮寺さんは言っていたが、家がありそこに荷物を置き外へ出た。



どうやらこの無人島は神宮寺家が、鍛練の為国から買い取ったと神宮寺さんが言っていた。



スケールが違うな~。



「雄一さん貴方は訓練しなくても大丈夫ですわ」



神宮寺さんにそう言われるが俺は首を横に振り。



「俺も皆さんと訓練したいんです。もしもの時に戦えるように」



「さっすが雄一君! 他の男とはまるで違う」



桃さんはそう言い後ろから抱きつかれる。



「ちょっ!? 桃さん! 抱きつかないでください! 暑いから!」



「そうですわ! お母さんだだでさえ、名前呼び何て羨ましい事をされているのに離れなさい!」



神宮寺さんが桃さんを引き剥がそうとする。



ちなみに名前で呼ぶようになったのは、神宮寺が二人いるとどっちか分からないので桃さんを名前で呼んでいる。



もちろんだがその事は、神宮寺さんや他の皆にも話している。



話したら皆桃さんを睨んでいたが、俺が結婚する気は無いと言ったら落ち着いた。



逆に桃さんの方は落ち込んでいた。



俺以外にも男はいるはずなのに何でだ?



「あ~ん! 雄一君!」



そんな事を考えていると神宮寺さんが桃さんを引き剥がした。



「さて準備体操だが折角だから一緒にしないか?」



優がそう言ってきた。



「ああ、いい「ちょっと待ってください!」何ですか? 藤森さん」



俺が良いよと言おうとしたら、藤森さんが待ったをかけた。



「優はいつも雄一さんと、一緒にいるじゃん!こういう時は譲ってよ!」



「千代さん! ずるいですヨ! 雄一さん私としましょうヨ!」



「雄一さん私と、一緒にやりませんか? 手取り足取り私が指導しますわよ!」



「雄一君大人のお姉さんと一緒にどう?」



どうやら皆俺としたいらしい。



「いつも通りですいませんが、ジャンケンをしてください」



ジャンケン大会が始まった。




□□□











「まあ当然だね」



ジャンケン大会はいつの間にか、いた月下さんがゆうしょ………って!?



「何で月下さんがここにいるんですか!?」



「沙耶香に雄一さんが訓練に、参加すると聞いて海を走ってきたんだ」



スゲーーーー!?



「という訳でだ雄一さんと、一緒に体操をするのは私だ異論は無いね」



月下さんがそう言うと、皆渋々ペアを作る。



ちなみに月下さんが来たことにより、七人になった為優は千代とメアリーの三人で組んでいた。



「さて雄一さん始めましょう」



「はい」



俺と月下さんは二人組でする、基本的なストレッチをした。



「これでしゅう………月下さん!? 大丈夫ですか!?」



月下さんの方を見ると手で鼻血を押さえていた。



「ふぁいじょうぶだから」



「でもどうして鼻血が?」



「………」



(言えない体が密着した事によって、興奮して鼻血が出たなんて………)



「月下さんちょっと失礼します」



「えっ?」



俺は月下さんにお姫様抱っこをした。



「ピューーー!?」



「うおっ!?」



月下さんは大量の鼻血を吹き出した。



「兄よ何をやっている! それは逆効果だ!?」



優にそう言われ、俺はポカーンとなった。



この後桃さんが、俺の代わりに月下さんを運んだ。



皆何故か羨ましいと言っていたが、桃さんに運んでもらうのが羨ましいのだろうか?



俺が桃さんに運んでもらえば良いじゃんと言うと、皆はそうじゃ無いと言っていたが何が羨ましかったんだろう?



今の俺には分からなかった。

読んで頂きありがとうございます。

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